慎重に対応した結果、本日、議員会館にてゼレンシキー大統領のオンライン演説が実現した。
さすがだなと思ったのは、日本人のメンタリティへの配慮と、米国議会でのパールハーバー発言を受けての日本人のざわつきを見て、これまでドイツ、スイス、イタリア等でかなり強い言葉を使って正面からダイレクトに協力を迫ってきていたのを引っ込めて、えらいマイルドに無難にまとめてきたこと。
まあ、日本にあれこれ期待しても無理なことは無理だということもわかっているのだろう。
おそらくは大使館員が担当したのであろう同時通訳が多少拙いこともあって(本来特殊技能ですからね、同時通訳って💦)、聞き取りにくい上に響きにくいところもあったが、キーワードとして「放射能」「サリン」などを入れ込み、避難民が「故郷に戻れる」よう情緒的なことを訴えたあたりは、多くの日本人の共感を呼ぶところだろう。
一方で、国際機関の機能不全を訴え、その調整を日本に期待していることも窺えた。
それ以外に日本に求めていることはシンプルで。
🇷🇺に対する経済制裁の継続、強化、そして戦後ウクライナ🇺🇦の復興支援。
でもこのちょっと遠慮がち、かつよそ行きゼレンスキー演説は、正直言えば私は少し残念だった。
これ、日本とは「多少の摩擦もありつつ議論して理解しあっていく」ことは難しいと判断されたワケよね
聞けばゼレンシキーは大統領就任時のスピーチに、各国から学ぶべき例としていくつかの国名を挙げた際に、欧米の数カ国と並んで「日本」を入れたくらい日本を高く評価してくれていたのに……。
国会議員まで「真珠湾のくだりはまずい」なんて言っちゃうようじゃね……![]()
文脈をちゃんと読め‼️
あれは「本土が空襲に合う」ことの例を挙げて「ウクライナは今、毎日がその状態」だと続けているのだ。
アメリカは真珠湾攻撃が唯一の、自国の領土が攻撃された例なのだから例に挙げられても仕方がない。
結果的に「奇襲」になってしまったのはそもそも外務省のせいなわけだし
ところで、そんなゼレンシキーの演説の際にね……あくびをしていた人がいたんですよ……。
生放送を見ていたので己の目を疑ったけれど、今の時代誤魔化せないよねえ
【林芳正 外務大臣の”あくび”】
— ピーチ太郎2nd (@PeachTjapan2) 2022年3月23日
ゼレンスキー大統領の演説中に、日本の外務大臣が欠伸をしていたと聞いて
『そんなわけないだろう』
と思ってよくよく確認…
あー😩
これは庇えねぇ😖 pic.twitter.com/DxTz6KHOzb
マスクしてればわからないとでも思ったのだろうか。どうせゼレンシキーからは見えないしってなものだろうか。噛み殺すことも誤魔化そうともせず、まあ、それはそれは堂々と欠伸しているわけで🥱
失礼にも程がある💢
本当に呆れたわーーー。
こんな人を外務大臣になんてしておいていいのだろうか
日頃、任命責任ガーーー‼️って騒ぐ人たち、どこ行っちゃったんだろ![]()
と、話がとっ散らかってきたけれど、ゼレンシキーはさすがだったし、やっぱり林はダメダメだよね、ということをしみじみ感じた演説シーンなのだった。
ゼレンシキー大統領の演説 全文
複数の翻訳を見てみることをおすすめします。
こんな感じでしょうか。リプライで要点をまとめます。 pic.twitter.com/pqTwjSJLH1
— ナザレンコ・アンドリー🇺🇦🤝🇯🇵 (@nippon_ukuraina) 2022年3月23日



