努力は報われる……こともある、たまには
がんばって新規感染者数を抑え、ワクチン接種を進めた州からFMCOはフェーズ2に移行していくらしい

コロナ禍、数少ない朗報

以下、大使館のお便り転載。
【新型コロナウイルス】州ごとの「国家回復計画」段階移行ついての発表(第二段階への移行:ペルリス州、ペラ州、クランタン州、トレンガヌ州及びパハン州)(2021年7月3日)
●7月5日から第二段階に移行する州
・ペルリス州
・ペラ州
・クランタン州
・トレンガヌ州
・パハン州
●移動制限関連
×州間及び地区間移動は認められない。
【例外】
・試験に関連する教師及び生徒の移動は例外として認められる。
・単身赴任等で離れて居住する夫婦については、緊急時に限り警察の許可を得た上で認められる。
●第二段階で許可されるもの
・書籍及び文房具店
・コンピューター及び電気通信
・電気製品
・洗車場
・理髪店(基本的な散髪サービスのみ)
・ファーマーズマーケット及び朝市(午前7時から午前11時まで)。ただし、野菜、果物、食料品、加工済み鶏肉、魚介類、肉類の6種類のみ。
×ウィークリーマーケット及びナイトマーケットは認められない。
・必要不可欠なサービスを行う企業は被雇用者の80パーセントの出勤まで認められるが、雇用者は常にSOPを遵守させなければならない。
・健康増進、フィットネス及び技術向上の目的による個人及びレクリエーション、接触を伴わないスポーツの実施は2から3メートルの距離をとる限り認められる。
【例】ジョギング、エクササイズ、太極拳、サイクリング、スケートボード、釣り、乗馬、アーチェリー、ハイキング、テニス(シングルス)、ゴルフ、モータースポーツなど。
・宗教活動については、各州の宗教担当局が定めるSOPによる。
・強化された活動制限令(EMCO)対象地域における農作業。国の食糧サプライチェーンを確実に維持するため、クアラ・スランゴールのIjokなどのEMCO対象地域内の稲作地域は通常どおり認められる。
・法務関係については、7月5日から裁判所が再開するのに伴い、土地管理局、金融機関、裁判事務手続きなど政府機関及びその手続き実施に必要な業務を行う部門において通常の勤務とする。これらの業務を行う法律事務所も通常どおり認められる。
●イスマイル・サブリ上級大臣兼国防大臣の発表についていては以下をご確認ください。
https://twitter.com/MINDEFMalaysia/status/1411254775794991104
●SOPの詳細は国家安全保障会議ウェブサイトをご確認ください。
https://www.mkn.gov.my/web/ms/sop-pkp/
●「国家回復計画」における各段階の緩和条件の詳細については、以下の当館ホームページをご参照下さい。
https://www.my.emb-japan.go.jp/itpr_ja/newinfo_16062021.html
○不要不急の外出は控え、今後も、SOPの順守に加え、人混みを避ける行動や、適切なマスクの着用、うがい・手洗いの励行など、基本的な感染症予防対策に努めてください。
○現在、外務省はマレーシアに対して「感染症危険情報レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)」を発出しています。詳細は以下を御確認ください。
外務省海外安全ホームページ:マレーシア
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_017.html#ad-image-0
当館ウェブサイトページ
https://www.my.emb-japan.go.jp/itpr_ja/newinfo_31032020.html
○在留邦人、渡航者の皆様におかれては、引き続き、マレーシア関係当局及び各種メディアから、最新の情報を入手するよう努めてください。各州政府が独自の規制を行っている場合もありますので、お住まいの地域の状況について、報道や各州政府ウェブサイト・SNS等を通じ、御自身での情報収集に努めてください。
(現地公館連絡先)
〇在マレーシア日本国大使館
住所:No.11, Persiaran Stonor, Off Jalan Tun Razak, 50450 Kuala Lumpur, Malaysia
ホームページ: https://www.my.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
〇在コタキナバル領事事務所
住所:No.18, Jalan Aru, Tanjung Aru, 88100 Kota Kinabalu, Sabah, Malaysia
ホームページ: https://www.kotakinabalu.my.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
転載終わり。
個人的には、州ごとのワクチン接種率と使用したメーカー比率に興味津々。
マレーシアにまだPがあったのか
と驚いた。
マレーシア政府がどのような配分で各州にPのワクチンを配布したのかは知らないが、極端な話、各州に同じ数だけPワクチンを配ったとしたら、人口が少ない州がP接種率が上がるわけで。
JBでPを打ったと言う人の話を聞いたことがないが
どこに行っちゃったんだろうねえ。
都市人口が低く、製造や運輸の拠点がなくて人や物の動きが少ない州が、有効なワクチン接種率が高ければ、そりゃ〜感染者は減るだろう。
一方で、その逆である製造や運輸の拠点があり人やものの動きが大きい州で、効果があるんだかないんだかわからぬワクチンをいくら接種したところで改善が見られない、というのは数字を見れば明らかになるのではないのかねえ
当初から言われていた出稼ぎ外国人労働者の住環境の悪さからくる感染拡大を防ぐには、Pワクチン全量を最初にそこに投入すべきだったのではないかと
それを国民優先なんて後回しにした結果が現状で。
まあ、私はマレーシア政府に物申す立場にないので、けっ、ダメーシアめ
と思いながらじーーーっと引きこもっているのみであるが……いい加減白髪染めに行きたいんだよ💢
フェーズ2でもカットしかできないってどう言うことよ
ヘアカラーでクラスターが起こったことってあるわけ⁉️
翻って、物申す立場であるマレーシア人はどうしているかと言うと、白旗運動なるものがSNSを通じて広がっているようだ。
白旗運動とは、コロナ禍で健康と経済の危機が深刻化し食料や援助を切実に必要としている人々を支援する活動で、経済的に苦しい状況にある人々が、早急な支援を必要としていることを示すために自宅の前に白旗を掲げ、周囲がそれをサポートするというもの。
これ、日本人のメンタリティではなかなかできないとてもマレーシアらしいお話で。
「助けて」と言えない日本人と比べてなんと清々しいことよ。
これって、言えば助けてくれる人が出てくるから言えるわけで、やっぱりマレーシアって豊かな国なのだとしみじみ思う。
助ける方も人を助けたことで自身の徳を積んでいるのである意味自分のためゆえ、助けられた人も肩身の狭い思いをしないのだろう。
黒旗運動とは、ムヒディン首相の辞任要求や議会の再開、緊急事態宣言の終結などを求めるものらしい。
まあ、こちらは限りなくツイッターデモなわけで便所の落書きみたいなものだけれど、マレーシア政府に物申す権利がある人はそりゃ文句も出よう。
そうじゃない私ですら文句があるのだから
小池百合子は戻ってきたようだけれど、ムヒディン首相はいつ出てくるかなー。
ちなみに、今回の騒動で、私はマレー語の「下痢」を覚えました





