ロックダウン下で家でゴロゴロしていてもなんら日常と変わりがない気がしているぐーたらな娘と真逆のお出かけ大好きばーさんの母。
生存確認も兼ねてメッセージを送ってみた。すると、
「俳句の仲間にも肺炎の人が出てきた。熱は出ていないけど身体がだるいって。検査して貰えないから陰性か陽性かわからないらしい」という返事が
で、電話してみた。
陽性だと現状では症状が軽くても入院させる以外に選択肢がなく、その人が入院した代わりに重症患者が受け入れられなくなる可能性が高くなる。陰性でも陽性でも治療方針は変わらないから、辛くないうちは自宅待機で正しい。
ただ本人も周りも陽性であることを想定して対処すべき。息苦しさを感じるようになったら、すみやかに病院へ連絡して行ったほうがいい。
今手配しているアパホテルのような施設が整えば、そういう患者さんは検査してからそちらに回して貰えるようになると思う。
と説明し、一応確認。
「で、その方と最近会ったの?」
「いやー、もう1月の終わりに(俳句の)総会で会ったっきり」
申し訳ないが、ちょっとホッとする。
「彼のお教室を頼みたいっていうので今朝電話があったのよ」と母。
「(俳句の)お教室、休みじゃないの⁉️」とビックリすると
「3月からずっと全部休みよー。今は通信添削」
あっはっは

ばーさん、知らぬ間にテレワークの人になっていた


最先端じゃーん
『ばーさんたちがZoomで俳句教室』の画を想像して笑いが込み上げるが、そんなハイテクばーさんばかりであるわけもなく。よくよく聞くと、みんな日本郵便頼みの、由緒正しき通信講座のようだ
そりゃそうか。
もうずっとそれでいいじゃんね。
「郵便物もね、最初に玄関で全部アルコール消毒してる」と、ばーさん、なかなか優秀である。
「物置のあなたが置いていったものをよく見たら、キレイキレイのアルコールのやつも出てきたのよー。N95のマスクもあったわ
だからアルコールが手に入らなくて困ってるという友達にあげたら『こんな貴重なものを』って言ってお礼にお蕎麦頂いた❤️」
人のふんどしでわらしべ長者になっとる
まあ、そのお蕎麦を食べて引きこもっていてくださるなら娘も喜びます。
確かに日本は本当にマスクやら消毒用アルコールやらが入手できないようで。先日も金環食ツアーにやってきた友人たちとLINEでやり取りした際に、8年前にマレーシアに来る際に実家に置いてきたビンテージマスクやアルコールの話をしたら、
「pagi、親孝行よー
今、そのマスク貴重品よーーー‼️」と友人に絶賛されたっけ。
やっぱり布マスク2枚でもあったほうがいい人はたくさんいそうだ
それにしても、私、パストリーゼだけではなく、キレイキレイのアルコールまでストックしていたのか
そしてN95も一部置いてきたのか⁉️と思い返したが、SARSの際にN95マスクの用意をした時に、実家にも一緒に買ってあげたことを思い出した(一組は我が家にある)

やっぱり私は親孝行娘かもしれない
今やマスク問題は他人事ではなくマレーシアのほうが深刻かも。日本はシャープやらアイリスオーヤマやらが国内生産に踏み切り、ユニチャームだって増産しているだろうが、マレーシア……。マスク国内生産してるのかな
中国人による足拭きマスク
そりゃ、ヨーロッパが突っ返してくるわけだわ
日本も遅ればせながらようやく
という報道が出てきた。
強制力のないこの緊急事態宣言。果たしてどれほどの効果があるかは未知数だが、これは日本人一人一人の民度と、企業のホワイト度が計られるリトマス試験紙のようなものかも。
お若い皆さんはどこがブラック企業なのか見極めるチャンスだと思って、よーーーーく見ておくといいと思いますよ

