先日夢を見たぐぅぐぅ

日本で通っていたヘアサロンの美容師さんがJBに店を出したという。数日したらオーナーのスタイリストさんは帰国して、その後お店を取り仕切るのは日本では二番手としてがんばっていたアジア好きのRちゃんというあたりがなんともリアリティがある。夢の中で私は
小躍りしていたアップ

そろそろ髪を切らなきゃ、白髪も染めたい……そんな事を寝る前に思っていたからに違いないガーン

ここ数年はずっと、代官山のサロンに行っていた。
代官山に行くというのに、スポーツクラブ帰りでおしゃれもせず、チャリンコを飛ばして汗だくになって行っても許してくれたYさんは実はなんと、超ドンッ有名タレントさんのヘアメイクもしているカリスマ美容師さんだったが、そこから一転リサイクル

ついにJBで美容院に行かねばならない時がやってきた。ドキドキ。

お友達に聞いて、ある店へふらりとアポも取らずに行ってみたところずいぶんと小洒落た店だった。おお!代官山のようでないの!

ちょっと可愛いお兄ちゃんが、カットが40MYR(約1200円)のスタイリストと、70MYR(約2100円)のシニアスタイリストがいるけれど、どちらがよろしいですか?と聞いてきた。

代官山のカリスマのあとを継いで貰うのだから、ここはやはりシニアスタイリストでないとにひひということで、シニアスタイリストを指名し、カットとカラーをお願いした。
すると、今日はお湯がでないので、洗い流すのは水になるけどよろしいですか?と申し訳なさそうに、しかしきっぱり言うではないか爆弾

ええええーーーー、お湯、出ないんですかーーーーー!?

しかし、翌日にシンガポールに買い出しに行く予定があった私はどうしてもその日、白髪を染めておきたかった。今更、別の美容院に行くのもめんどくさく、また心当たりもなかったので、水シャンプーを受け入れることにした。

カットしてくれたのは、ちょっとフェミニンな男性スタイリストで、こんな感じでいいですか?と日本のヘアカタログを見せてくれた。前髪が斜めにじゃぎじゃぎ切ってあるそのモデルさんはとっても可愛いけれど、私はその前髪じゃ困りますーーーー!
私がそれをしたら、ノンスタイルのデブの方みたいになってしまうーーーードクロと、思ったら、前髪はこんなにしないので、というので一安心。

この美容師さん、もの腰は柔らかいが、躊躇うことなくがんがん切っていく。いや、そんなに短くしなくていいんですけど……。

これが私のいけないところなのだが、だんだん面白くなってきてしまった私は、彼にストップをかけることなく、やりたいようにやらせてみることにした。
時々「このくらいまで切っていい?」と聞くので「いいよ」と答えたところ、かなーーーーり短くなってしまった。
ま、髪は伸びますから、いいんですけどね……と思っていたら、突如バリカンのようなものを手にするではないか。

ぎゃーーー、誰が刈り上げていいと言ったーーーーーーーー叫び

と、焦ったら、襟足をちょっとバリバリされただけで済んだ。よかった。いや、よくないかあせる

カラーをする際、髪がドライ気味なので、トリートメントをした方がいいと猛烈にプッシュされた。こっちの薬剤だと100MYR(約3千円)でこっちだと225MYR(約6,800円)だと
いう。高ーーーい叫びとりあえず、100MYRの方を試すことに。
スカルプなんとかは40MYR。いろいろ追加が多いな。まあ、今日はフルコース試してみるか。

可愛いお兄ちゃんがえらく時間をかけて地肌に丁寧にスカルプなんたらというロレアルのチューブの薬剤を塗った後、カラーの薬剤をぺたぺたハケで塗っていく。
その間に、フェミニンなシニアスタイリストのところには何人もお客さんがやってきて、カットをして帰って行く。もしやこの人はJBのカリスマ!?

しばらくして「カラーの薬剤を落とします」と言われてシャンプー台へ。いよいよ水シャンプーだーーーーと思ったら、お、温かい音譜
ボイラー、なおりました?と思ったら、お兄ちゃん、水は冷たいからお湯湧かしておいたというではないの。気が利くねえグッド!

そう思ったのもつかの間、最初の薬剤の乳化だけお湯で、あとはしっかり水になった汗つ、つべたい……。

そこでやっと気づいた間抜けな私。トリートメントしたらもう一度水で洗い流すんじゃーん!嗚呼ダウン

トリートメントをする事にOKを出した自分を呪う。もはや修行のような心境得意げ

3時間半かかってカット&カラーは終わった。仕上がりは、ちょっと笑っちゃう感じ。ま、いいですけどね、髪は伸びますから。

お支払いになって改めて思う。

カット 70MYR
スカルプなんとか 40MYR
カラー 150MYR
トリートメント 100MYR
で、合計が360MYR(約11,000円)。高っ。

冷静に考えたら代官山のカリスマと大差ないじゃんビックリマーク

この店は少し(かなり?)高級なお店なんだろうとは思う。が、この日来ていたお客はみなマレーシア人のようだった。やはりマレーシアは豊かな国なんだなあとつくづく思う。
でもこれならシンガポールで日本人にカットしてもらった方が細かいニュアンスが通じていいかもーーー。

帰宅して、クレンジングをしようとして異変に気づいた。何か変シラー

鏡に映った己の顔をじっと見てみる。
ターバンでおでこをあげて気づいたのだが、おでこの生え際のラインがいつもと違う?!

よくよく見たら、おでこと生え際の境目の地肌(要はおでこまで)がしっかり染まっているではないかショック!

そういえば、日本ではどのサロンでも必ずするであろう、クリームをおでこのふちに塗る、という行為がなかったな。次にマレーシアでカラーするときは、家でおでこにクレンジングクリームでも塗って行かねば、と学習した一日だった。