南国行きの準備も佳境に入ってきた。
1週間ほど前のことになるが、ついに船便の荷物を運び出す日がやってきた。夫は出張中ゆえ、私が全権大使である。

東京の自宅から横浜の仮住まいに移った時と同様に、前日は4時近くまでかかって準備をし、翌朝は9時の出荷に間に合うよう、実家から歩いて5分の倉庫代りの空き家に向かう。

幸い、当日のパッキングはプロ任せだったので、実際に私がしたことといえば、後学の為、プロの技を盗むべく(何のために?)ジッと観察しつつ質問しただけなのだが、必要なもの、未練のあるもの、愛着のあるくだらないものなど、いろいろ取り混ぜた約70箱の荷物が出来上がるまでには、4時間半もかかり、かなりくたびれたのも事実。

福島の原発事故の影響で、食品は一切持ち出せないとは聞いていたが、フランスの塩までNGなのは解せない。

住所が決まっていないので、ザックリと「マレーシア行き」ということで、搬出した我が家の荷物たち。
無事、マレーシアで会いましょうパー