続・怒涛の引っ越しウィーク

20日
横浜市に転入届を出す。
住民票を取ったのち、VISA申請書類の一つである「無犯罪証明」を出して貰うため神奈川県警本部へ。ハイテク機械で指紋を取られながら、鑑識課の人を質問攻めにする。指紋を取ると聞いて、指先が黒くなることを想定していた私は、もはや前近代の遺物のようだ。

21日
お隣さんから駐車場に出しておいた粗大ごみが無事すべて回収されたと報告を受ける。
粗大ごみに出される寸前にお隣さんに貰われることになった夫のクロスバイクも、粗大ごみの山の中からお隣さんに無事救出された旨、ご報告を受け、一安心。

22～24日
熱血大整理。
しかし通常の「空家」への引っ越しとはワケが違い、他人（親だけど）が住んでいる家への引っ越しは大変であることを痛感する。
そもそも、収納スペースを作る（要はその辺りの掃除＆ゴミの選別）から入らなくてはならず、いちいち手間がかかり、時間は倍以上かかる。更には何かと親とケンカになる

引越後、1週間もたたないうちに、早くも仮住まいを実家にしたことを激しく後悔する

ああ、とっととマレーシアに行きたい（苦笑）。

25日
日中は引き続き片付け。
PCを開いている＝「片付けもしないで遊んでいる」などと思われることに非常に憤慨する。こっちには事務仕事だってあるのだっ

夕方、横浜に出て新幹線のチケットを予約。来週は関西出張。現実逃避だ～

夜は行きつけの焼き鳥屋で憂さ晴らし

友人夫妻二組と焼き鳥後に、うっかり長カラオケに突入。
その後、丑三つ時にラーメン屋に入っていくタフな友人夫妻の後ろ姿を横目に、ヘロヘロと帰宅。かなり酔っ払っていたようで、翌朝、眼鏡を探し回ることになる

26日
飲みすぎ＆寝不足でぐったり

夕べの愚行を激しく後悔するも、時すでに遅し。

関西からお嬢を連れて遊びに来ているMちゃん母子と、学生時代のお仲間Tちゃんと4人で銀座でランチ。東京、遠し
しかし長い道中の車内居眠りのおかげか、ランチをしている間に少しずつ元気を取り戻す。

結婚後、ご主人の嗜好のせいで爬虫類・両生類にやたら詳しくなったMちゃんと、バリ島のヤモリの鳴き声の特異性について語り合う。そう、私がずっと思っていた、バリのヤモリの鳴き方が独特である点が明らかになったのだ（これまで誰も理解してくれなかった）
そして、果たしてマレーシアのヤモリはどんな鳴き方をするのだろう と思いを馳せる。これは是非、爬虫類両生類好きのMちゃんファミリーには検証に来ていただきたい

友人と別れたのち横浜に戻り、仕事をしていた夫と合流。
夏休みだけ期間限定で夜間公開をしていた近所の動物園に立ち寄り、暑さのあまり、やる気を失っている動物たちを見学

日本一長寿（人間でいえば百歳越え）の寝たきりラクダや、ペンギンを見て癒される。



夫は近所の動物園ということでなめてかかっていたようだが、意外にもちゃんとした動物園であることに驚いていた。でもね、横浜には近年（？）大きな動物園ができたため大型の動物はそっちに移しちゃったので、これでも小さくなったのだよ。

かつてシロクマがいたエリアは水が抜かれ、人間が入れるようになっていて、自分がシロクマ気分を味わえるようになっていた。



こんな状況で見られ続ける動物はさぞかしストレスフルなことであろう。

爬虫類館では、Mちゃんが自宅で飼っているという「ヒョウモントカゲモドキ」なる大型イモリを見て、夫、絶句。 「絶対、Mちゃんちには遊びに行かない」と高らかに宣言していた。