引越準備が迫ってきた。段ボールの搬入日を今月29日にしてもらうよう業者に連絡を取った。ついに段ボールがやってくる。一体どこに置くんだろあせる

段ボールの配送を依頼する前には、当然、業者の選定があった。
南国へ赴く前に、ワンクッションある我が家の引越。国内移動+海外移動合わせて見積もりを依頼するか、それぞれシビアに金額を出してもらうか、悩んだ末、とりあえず3社に相見積もりを取ることに。

海外に強いN社は国内引っ越しがべらぼうに高いガーンという噂をN社関係者から聞いたので、今回はあっさり除外。
そこで、海外もやっています!というY社とA社、そして完全に国内、しかも関東ローカルに特化しているというF社に的を絞った。

まずやってきたのはA社の営業さん。色々話しているうちにこう言った。
「ぶっちゃけた話、しちゃっていいですか?実は海外はやりたくないんですよ」
ありゃ、そうなんですか……ハートブレイク

この営業さん、悪くはない、悪くはないけど、ま、ちと癖がある。
で、もって、営業が強い。その後、どこの業者に見積もり依頼しているのか、などライバル会社情報を聞き出し、価格競争では絶対に勝てないF社に対しての全開のライバルトークを開始。

ふっ、青いな得意げ

ま、私も営業をしていたので、気持ちは判らなくはないんだけどね。
で、金額は大手なりのお値段。まずはいったん保留にする。当然のように彼は即決を迫るが、
「夫に相談してからでないと決められないわ」と、あたかも決定権のない妻を装う。

次にやってきたのはF社。こちらはA社の営業が言っていた通り、10万円を切る金額を提示してきた。4万円の差は大きい。
が、しかし……これまたA社の彼のライバルトーク通り、見積もりが若干粗い気がする。
我が家の引越の場合、仮住まいとなる実家と、その近所にある倉庫代わりの空き家と2か所の荷下ろしになるのだが、
「あ、大丈夫ですパー
の一言で終わり。自分では粗大ごみに出せない大きな家具を引っ越し当日に出すことを頼んでも「大丈夫です」。
しかも4トントラック1台って……家の前に停められるの~~~~!?という
気持ちになり、停めるところありますかね、と確認するも、
「入らなきゃ、作業員が運びますから」と、こともなげに言う。

うーーーーん。確かに作業員が運ぶんだけどさあ……。

仕事を取ってしまえば、あとは野となれ、山となれ~、という感じが見て取れる。この営業さんの取ってくる仕事を、スタッフは気持ちよくやれないだろうなあと現場の作業員を思うと気の毒にもなる。
彼は最後に本社に電話を入れ、「他社の見積もりを出して貰って、明日以降のお返事になるそうです」と現状を報告。
ははーーん、値引きの確認だな。案の定、電話を切った後、
「お盆で空いているので、7万円台位まで下げられると思いますので」と言い残して帰って行った。爆安!!
それで、作業員4人?それって作業員に日当いくら払うのよー!?

ここはないなー、確かに安いけど。

最後にやってきたのは、Y社。先の2社に比べると、オトナな営業マンがやってきた。ライバルの事は意に介さず、粛々と見積もりを出す。私がパンフレットを読んでいる間は特に説明もない。が、やる気がない、という感じは一切ない。待って、質問をさせてしっかり答える。
うーん、優秀。
そして当日の作業の際に気になるポイントを確認し、こちらにも注意点を伝える。完璧じゃん。
そして、出た見積もりはA社との差数千円ではあったが、一番高い。やっぱりなー。
特に即決を迫られることはなかったが、一応、ここでも今夜検討して、明日返事をするということで終わりにする。
ちなみに、海外引っ越しは別会社ゆえ、まったく関与していないということで、フリーダイヤルで今回見積もった大体のボリュームで見積もって貰っては?とアドバイスを受ける。

その後、A社からフォローの電話があり、Y社が一部不要な家具を無料で引き取ってくれるという提案があったことを知ると、なんだかんだで当初の見積もりから3万近く値引いてくれた。
しかし相変わらず営業がちとイヤラシイ上に、即決を迫る。だから、夫に相談しないと決められませんので、と再び却下。

残念ながら、むしろこの電話で私の心は概ねY社に決まった。ああ、残念、A社の営業くん。でもA社が値引きをしてくれたので、Y社との価格差が広がった点が悩ましいと言えば悩ましい。そこでY社に電話をし、営業さんに相談してみることに。
「Y社さんにお願いしたいんですが……、お値段が……、もうちっとどうにかなりませんかねー」。
「あーーー、お値段ですかー(やっぱり、みたいな空気)」

結果、2万円弱、お値引きをしていただけることになり、Y社にお願いすることに決定!

今回Y社に決定した最大の魅力は、引越日の1週間前から別送扱いで、段ボール30~40箱程度、先に荷出しができるということドキドキ
家中段ボールになって、どこに寝るの~~~叫びなんてことになりかねなかったのをこれで回避できる(はず)。

それにしても、つぶしてあるとはいえ、60~70箱の段ボールが来週には我が家にやってくる。まずは、段ボールを置く場所を確保しなくてはー。
そして、A社には100箱、Y社には60~70箱と言われた我が家の引っ越し荷物。果たして実際は何箱になるんだろーあせる

そして、その先にある海外引っ越しのお値段はいったいドクロ