今は昔 義母の『熱中症』① | 今日も庭に居ます

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これはガーデニングの記事ではありません。

興味のない方はスルーしてくださいm(__)m

 

 

 

 

ブロ友さんのところで義母の根性が悪いという話をして、、(ハイ、れっきとした悪口です)

久しぶりに、義母のエピソードをひとつ、また思い出したので記します。

 

 

もう、5-6年、、いや、もうそれ以上前になるのか、

 

梅雨が明けたばかりのドカッと暑くなった日に

うちの義母は『畑作業をしていたらめまいがした』と、

 

仕事から帰って来たばかりの私の顔を見るなり

玄関先で

『早く○○医院にムキー乗せて行ってくれビックリマーク』と

喚き散らした。

 

受付時間にギリギリセーフで

何とか間に合い飛び込むと、、

 

体温は平熱。(35,8度) 脈も血圧も正常。

手の皮の戻りが少し悪いから(加齢のせいもあると思うが)

脱水症状があるかも、、で、

 

かかりつけの先生からは『軽い熱中症』という診断。

本人ご希望の点滴をするのには、

『今日は、もう時間が遅いので、、』という返事、、。

 

『一晩、経口補水液で水分を摂って、体温チェックをして。

必要であれば、水枕や氷嚢で脇の下や頸動脈を冷やしながら

安静にして、明日になってもまだ気になるようなら

来院してもらって点滴を』という指示だった。

 

元々、日頃から『病気になりたい病』で、大げさな性質の義母。

 

家に戻ると、這うように自室に入ったかと思うと

私に向かって、

主人に電話をして帰りにポカリを買って来るように伝えてくれと言う。、

 

クリニックから渡されたペットボトルの経口補水液は

早速車の中で、ふたを開けて口にしたが

不味くて飲めない、と、のたまう。

 

仕方ないので、冷蔵庫にあった息子用のポカリを渡すと、

私が止めるのも聞かずに500MLを一気飲み。

 

その後、自分で

今では珍しいあのレンガ色のゴム製の水枕を

せっせとこしらえては、自分の頭の下に敷き

私にケーキを買った時に入ってた保冷剤をくれとせがんでは

手ぬぐいに何個も連ねて挟んで額に巻き

 

廊下に自分の部屋から扇風機を持ち出しては

『ここが一番涼しい』と言って

同じく持ち出した客間の扇風機と向い合せて

ブンブン回すと

玄関前の廊下に長座布団を敷いて

水銀の体温計を口にくわえながら

 

『なんだか、やたらと寒気がする。

頭も痛いから、きっと、熱があるだよガーンアセアセ』と、

言いながら寝転がっていた。

 

体温計の水銀は一向に 35度から上には昇らない、、。

 

これだけ冷やせば、、そりゃ、寒いよね。。滝汗

 

 

 

翌日の朝6時には

シッカリ出かける身支度をして

 

『○○医院ビックリマーク点滴~ビックリマーク』と玄関で騒いでいた。

 

 

そして、、

 

この時から義母の頭の中には『熱中症』という新しい単語とともに

一昨年の秋に入院するまで、毎年

この騒ぎが週2くらいの回数で、夏の間の義母のルーティーンとなった。

 

 

 

その②につづく~