↑こちらは1976年発行の
写真集
↑レッスン中の森下さん
↑バルナ国際バレエコンクールでの
演技
この写真集は長年何度も見返し、
大切にしてきました
森下洋子さんの踊りを
劇場で一度見ておきたいと
思っていましたので、
先日、大阪フェスティバルホールの公演に
行ってきました
やはりテレビより
ホールは
入るなり、
華やいだ気分になります
私の席の前列は、バレリーナたちの
おだんごの頭が並んでいます
開幕前に練習する
関西フィルハーモニー管弦楽団
『金平糖の踊り』で使われる
チェレスタが
見えます
バレエに欠かせないハープも二台
それぞれ鍛錬をつんだダンサー、
ミュージシャンが
集まっての公演は
なんてゴージャスなのでしょう
現在77歳の
森下洋子さんの踊りは
(↑写真集より)
もちろん昔のような
跳躍力はありません
片足、トゥシューズで、
数秒間バランスを
保ったりすることもありません
しかし、動きのひとつひとつが
本当に美しく
以前にも増して
エレガントで
観ていて涙が出てきました
しかし
この演出、振付は
どうもしっくりきません
今まで見てきた『くるみ割り人形』より
踊りの部分がとても少なく、
(若手ダンサーの踊りがたくさん見たかった)
代わりに、バレエらしからぬ
意味不明な所作が
たくさんありました
たとえば
クリスマスの
翌朝のシーン
クララは
人形をくれたドロッセルマイヤーおじさんの
ひざにしがみついて引き留めるシーンが
延々と続きます
まるで演歌のようです
多くのバージョンでは
このシーンは
(↑写真集より)
人形やお菓子の精と踊る
楽しい夢のあと、
これからの人生に
希望を膨らませるクララが
描かれる場面です
演出、振付の清水哲太郎氏は
独自の解釈を何ページもにわたって
プログラムに書いています
ものものしい言葉が並び、
よくわからないのですが、
ドロッセルマイヤーおじさんは
「半神半人」
なのだそうです???
↑開演前、大切な来客に挨拶をする清水氏
森下洋子さんにばかり
意識がいっていましたが、
↑ポスターの
名前の活字の大きさを見ても
半神半人の
ドロッセルマイヤーは
実は
清水氏自身の投影なのかも?



















