奈良の興福寺に行ってきました
(↑中金堂)
作家竹西寛子さんは
『阿修羅の寺』という随筆の中で
次のように書いています
(↑三重塔)
『塔というものをはじめて
考え出したのは
いったいどういう人であったのか』
『いくたびも塔の周囲に
組み上げられたであろう
足場や力強い手足の運びが
夕空に浮いては消えてゆく』
『斜に見上げた塔の屋根の反りに
なぜか無限に
天を志向する心を見た』
(↑130年ぶりの大修理のため
素屋根で覆われつつある五重塔)
開館一番に
国宝館に入り、
このスーパースターの前に
ただ一人立ち、
2,3 分の間、
お姿を独占しました