悲しみの先に見えたもの | 子供がいなくても、楽しいよ〜きっとね(^O^)

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また、あれから少し時間が経ってしまった

私自身の入院があり、やっと本調子に戻ってきた頃に、大切なブカツのお友達の急逝
という信じられない出来事があった。

その当日までブカツのメンバーの1人と楽しく刺繍の展覧会に行って、ランチして、ショッピングまでして別れたと聞いた。

なのにその夜、彼女は突然1人で逝ってしまった。
旦那様が帰ってきたら、倒れていたそうだ

翌日、偶然にも会う約束をしていた他のメンバーさんが、約束の時間に来ない彼女の携帯電話に何度も着信やLINEを送った。

それを見た旦那様が連絡をしてくれて、そのメンバーさんはそこで全てを知った。

もし、この時にメンバーの誰かと約束をしていなかったら連絡が取れないまま、どうしたのだろう?忙しいのかな?
で終わってしまったかもしれない。
SNSで知り合うとはそういう事なのだ。

彼女が最後にどうしても私達に知らせたかったのかな?
という思いに胸が苦しくなる。

九州から旦那様の転勤で東京に来て、こちらにお仕事以外の知り合いがそんなにいないのかもしれない。
寂しくさせたくなくて、旦那様が皆んなに声をかけて下さったのだと思った。

数人でお通夜に駆けつけた。涙が溢れた。
あんなに元気だったじゃないの?どうして?そう語りかけても、美しい瞼は固く閉じられたままで、ピクリともしない。

悲しかった、信じられなかった。ついこの間、私の入院を心配してくれていたじゃない。
どうしてこんな事に。
皆んな来てくれたよ、だから寂しくないよ

翌日の告別式で、旦那様とご両親様に私が持っていた彼女の写真をお渡しした。旦那様から「妻は最初は大変そうだったけれど、この1年半くらいは東京でお友達もできてとても楽しそうにしていました。仲良くして下さってありがとうございました」と涙ながらに言って下さった。


人っていつどうなるか分からない。分かっていたつもりだったけど、こんな風に彼女や自分にその瞬間が訪れるとは思いもしなかった。

もっと一緒にいろんな所へ行きたかったね
皆んな明るく元気な貴女が大好きよ!

皆んなと一緒に写った笑顔の集合写真を沢山の花に包まれた彼女の胸元に持って行ってね、とそっと置かせてもらった。


彼女がブカツに入ってくれた時に、実は前からこのブログを見ていて、「いつも楽しそうでいいなぁ」と思っていたと明るい笑顔で打ち明けてくれた彼女、そして実際に入って、本当に楽しいと伝えてくれていた。

こんな私でも彼女の幸せな思い出を少しだけ増やしてあげる事が出来たんだ。
そう思うと、まだこのブログを続ける大きな意味があるような気がする。
まだ1人で寂しい思いをしている人に声をかけてあげられるかもしれない。

だからまた、少しずつ書いていこうと思う。
かけがえのない一日、一日を大切にしながら。
ね、陽子ちゃん、そうだよね?

忘れないよ、これからもずっと
ステキな思い出をたくさんありがとう
また逢おうね!

          
            合掌