==弐話== ‐普通の日‐
「おはよ~お母さん」
と起きてくるのは、南 ソラだ。
しばらくして、
「ガチャ!」
「ソラ~いつまで寝てるのか~」
と玄関のどわを開けたのは、
幼馴染の、汐崎 春と
親友の岡 敏である。
「もう起きてるし、もう、支度も済んだよ!」
「あ!ごめんごめん」
「あ~あ」
「ん?どうしたソラ?」
と、敏が尋ねると、
「だって・・・・毎日同じ事ばかりだもん」
「それが現実よ、ソラ・・・・・」
少し冷たく春が答えた。
「いっそ、学校で何か大きい事件がないかなぁ」
「馬鹿じゃない?ソラ?そんなのあるわけねぇじゃん」
敏が答えた・・・・・・
しかし・・・・ソラの言ったほんの数秒の言葉が、
すべてが、あの事件になっていく・・・・・・