トロマヴィルにあるスポーツジムで働くメルヴィンは、
ちょっと頭が弱いのかジムの常連客で質の悪い不良の

ボーゾーらに目を付けられ、彼らにバカにされていた。

 

ある日ボーゾーらの罠に嵌ったメルヴィンは、不細工

な恰好でプールサイドに誘き出され、待ち構えていた

ジムの面々に笑いものになり、その場から逃げ出した。

勢い余ったメルヴィンは窓を破って落下し、たまたま

停車していたトラックの荷台に積まれていた核廃棄物
のドラム缶に、頭から突っ込んで汚染されて炎上した。

焼け爛れたメルヴィンは、核廃棄物の影響か醜悪だが

強靭な肉体に変貌するが、母親に驚かれて家から逃亡。

その夜、収賄を拒んでチンピラに殺されかけた警官の

クランシーは、変身したメルヴィンに命を助けられた。

メルヴィンは、町の犯罪者を次々と襲って人助けする

ようになり治安は向上、遂に町の人気者になっていく。

ある日メルヴィンは盲目の美女サラを助けて意気投合。

 

姿形に惑わされないサラはメルヴィンに惹かれ始める。

 

おそらく悪ふざけで付けられた邦題が、本作の魅力を

上手く伝える役目を果たしたと思う最低映画の大傑作。