あれから20年後、メアリーが既婚者だったことに
ショックを受けたらしいロイドは、あの後ずっと
精神病院にいたらしく、ハリーの見舞いを受ける。

そのハリーは重病を患ったといい、その日が最後
の見舞いだと告げた途端、ロイドは正気に戻った。

実はロイドがハリーに仕掛けた、ドッキリだった。

ハリーには腎移植が必要で、20年前に勘当された
両親にロイドの提案で会いに行ってみると、実は
ハリーは養子だったと判明し、ドナーを頼めない。
 
実の両親も死んでいるらしく、血縁者はいないと
思った矢先、留守中に届いたフリーダからの手紙
に「妊娠した。連絡して。」とだけ書いてあった。

手紙の消印は1991年で、子供は成人している計算
になり、子供にドナーになってくれるよう頼める
と分かった2人は、すぐにフリーダを訪ねてみた。
 
ところが貧しかったフリーダは娘を養子に出して
おり権利も全て放棄、2年前に手紙を出してみた
が「2度と送らないで」とメモ付きで返送された。

フリーダの娘は実の親に会いたくないらしい、と
意気消沈している横で、娘の写真を見たロイドは
今回もまた一目惚れ、養子先に行こうと提案する。