東京オリンピックのテーマソング「東京五輪音頭」

を元に作られた、オリンピック応援用の歌謡映画。

 

藤崎ミツ子は野菜の仲買人藤源の孫娘で、高校生

のときに水泳で日本一になったものの、スポーツ

が嫌いな祖父との約束で水泳を辞めるという条件

で、仲買人の傍ら大学に通うことを許されていた。

 

ミツ子は大学の水泳部でも努力した結果、今度の

オリンピックの日本代表候補にまでなっていたが、

約束があるので、祖父にだけは秘密の状態だった。

 

いよいよオリンピックが迫り、ミツ子が代表候補

に指名されたところで祖父に水泳の件が露見した。

ブチ切れた藤源はミツ子の代表入り挑戦を認めず、
周囲の説得に対してスポーツ嫌いの理由を明かす。

三波春夫のアイドル映画の側面が強すぎて全体の
バランスを悪くしてる、というか全体的に突貫で
作ったっぽいのが明白な、映画自体は残念な出来。

なんですが、当時の東京の様子は面白かったです。