水爆を超える破壊力をもつZスター爆弾が開発された。
発明者ローゼンハイマー博士が来日すると、カバンに
仕込まれた爆弾によって博士は木っ端微塵に爆死した。
国際軍事秘密結社ブラック団の仕業だったが、日本の
特殊組織「あけぼの機関」のリーダーは危険を予知し
偽物を来日させたので、本物は密かに藤波博士と会談。
ところが律儀にもブラック団は電話で次の犯行を予告
し、博士の危機を知った機関は、忍者部隊を派遣した。
両博士が誘拐されると、次は核実験禁止総会に向かう
国際連合ベルドリック事務総長が危ないと分かり本部
に急報するも、特別専用機はゴーダル山脈付近で撃墜。
墜落現場を調べに行った忍者部隊は、遺体が1体だけ
足らないと分かり、また付近では発狂した藤浪博士が
首を出した状態で生き埋めにされているのを保護した。
実は正気だった藤浪の話では、藤浪を人質に爆弾製造
を強要されたローゼンハイマーにより爆弾は完成間近
で、早速ブラック団から生きていたベルドリック宛に
爆弾投下の代わりに1千億円を要求する脅迫が届いた。