ラドヤード・キップリングの何かの原作を元にした映画。

 

クッソ生意気なハーヴェイは、父親が財界の大物で大富豪

なのが悪い方に影響を及ぼして、なんでも金で解決しよう

としたり、都合が悪いと相手を貶めて切り抜けようとする。

 

ある日、息子が素行不良で停学になったと知らされた父親

は学校の先生を呼びつけて詰問するが、かえって育て方を

誤ったと気付き、息子を船旅に連れ出し親子の時間を取り

戻すことにしたが、船でもハーヴェイは相変わらずだった。

 

ところが度が過ぎたハーヴェイは船から転落し、たまたま

通りかかった漁師マニュエルの小舟に助けられ生き延びた。

 

気が付いたハーヴェイは、自分は金持ちの息子だとか早く

父親の船に帰らせろとかイキがるが、漁船の親方ディスコ

は漁が終わるまで帰れないと相手にせず、さらにワガママ

なバカを甘やかさず雑役に雇い、バカの話にも耳を貸さず。

 

そんなハーヴェイをマニュエルは密かに支え、2人は次第

に親友になっていき、ハーヴェイの心身も鍛えられていく。