叔父夫婦の肉屋で働く健吉は大の巨人贔屓で、今日も
仲良しの床屋ジャイ床と仕事そっちのけで後楽園参り。
向かいの魚屋の魚虎は大の虎キチなので犬猿の仲だが、
その妹お千代とは、お互いに意識し合う間柄だった。
ある日、巨人好きをこじらせた健吉は巨人への入団を
考え始め、熱烈なファンぶりに感心した三原脩監督は
球団マスコットとして入団を認め、背番号0を与えた。
野球の技術はダメだったが、選手達の雑用などを率先
してこなし皆を和ませ、球団躍進に役立つようになる。
その様子を知った魚虎の妻お時は彼に感心して巨人を
応援するようになってしまい、お千代との仲を魚虎に
構わず認めるが、当の健吉には意外な悩みが発生する。
映画自体たいした話じゃないですが、役を与えられて
慣れないセリフをいう巨人軍の皆さんが萌え要素抜群。