片岡千恵蔵のいれずみ判官シリーズ13作目?
京都二条城御在番、塩谷遠江守と鎌沢因幡守が
西国各大藩の署名血判が入った江戸城攻略図面
を使って金品を強請っているという疑惑が浮上。
北町奉行の遠山左衛門尉景晋が吟味するも肝心
の画図面が見つからず、採決に至らなかった責
を負って、三十日の閉門謹慎の処分となった。
大藩を相手取っての裁きに不届きとあれば父の
切腹も免れぬ、というわけで息子金四郎は流れ
の板前に扮して、まずは京都の祇園に現れた。
その頃、塩屋と鎌沢は絵師の前田柴山を呼ぶと、
娘の治療費の金に困る柴山につけこんで、無理
に金を押し付けると、再び仕事を押し付けた。
仕事とは、例の江戸城攻略図面の偽造らしい。