本日は、ご自宅や職場でバッファロー(BUFFALO)製のWi-Fiルーターをご利用の皆さまに、セキュリティに関する重要なお知らせがございます。
バッファロー社より、一部のWi-Fiルーター「WSR-1800AX4」シリーズにおいて、深刻な脆弱性情報が公開されました。
😱 どのような危険性があるの?
この脆弱性は、ルーターのWPS機能(Wi-Fi Protected Setup)が有効になっている場合に、悪意のある第三者(攻撃者)によってPINコードやWi-Fiパスワードを盗み取られる(窃取される)恐れがあるというものです。
Wi-Fiパスワードが流出すると、不正にネットワークに侵入され、個人情報の流出や、ルーターを経由したサイバー攻撃の踏み台にされるリスクがあります。
✅ 対象製品と最新バージョンの確認をお願いします
対象製品をご利用の方は、ご自身のルーターが最新バージョンになっているかを今すぐご確認ください。最新版になっていない場合は、早急にファームウェアのアップデートを実施してください。
| 製品名 | 最新ファームウェアバージョン |
| WSR-1800AX4 | Ver.1.09 |
| WSR-1800AX4S | Ver.1.11 |
| WSR-1800AX4B | Ver.1.11 |
| WSR-1800AX4-KH | Ver.1.19 |
💻 【重要】 アップデート手順
セキュリティを維持するために、必ず上記の最新バージョンへアップデートをお願いいたします。
(アップデート手順)
パソコンやスマートフォンからWi-Fiルーターの設定画面にアクセスし、インターネット経由で最新のファームウェアに更新する方法です。
1. 設定画面へのアクセス
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Wi-Fiルーターに接続しているパソコンやスマートフォンを用意します。
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Webブラウザ(ChromeやSafariなど)を開き、ルーターの設定画面にアクセスします。
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通常はアドレスバーに**「192.168.11.1」**と入力してアクセスします。
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ユーザー名とパスワードの入力を求められた場合は、設定した情報を入力してログインします。
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2. ファームウェア更新メニューへ移動
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設定画面で**[詳細設定]または[管理設定]**を選択します。
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次に**[管理](または[管理設定]**)- **[ファームウェア更新]**を選択します。
3. 更新の実行
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「オンラインバージョンアップ(自動更新)」にチェックが入っていることを確認します。
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**[更新実行]**を選択します。
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更新可能なファームウェア一覧が表示されたら、最新バージョンにチェックを入れ、**[更新実行]**をクリックします。
4. 更新完了を待つ(重要!)
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Wi-Fiルーター本体のランプが点滅し、更新が開始されます。
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ランプの状態が落ち着くまで約5分待ちます。
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【警告!】 ファームウェアの更新中は、**絶対にWi-Fiルーターの電源を切らないでください。**故障の原因となります。
5. バージョンの確認
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再度設定画面にログインし、[ステータス]- [システム]などを選択して、商品名欄に最新のファームウェアバージョン(例:Ver.1.09)が表示されていれば更新完了です。