7/19(金)よりWindowsが突然落ちたり、ブルー
スクリーンなる報道がなされています。
また、報道によっては間違えた報道がなれれて
いる状況です。
正しくはWindows上で動作するアプルケーショ
ンであり、皆さんが個人で使用する上でなんら
問題はありません。
また、今回の事象は企業によっては導入され
ている「CrowdStrike」製のソフトウェアが
問題を起こしたものです。

下記に詳細を記載いたします。

1.今回の障害は何が問題なのか?
Windows上で動作する「CrowdStrike」製の
ソフトウェアがバージョンアップしたことで
障害が発生した。

2.「CrowdStrike」製のソフトウェアはなんなのか?
EDRといった分野のソフトウェアとなります。

3.EDRとは何なのか?
EDRの正式名称は「Endpoint Detection and Resp
onse」といいます。
簡単にいうとパソコンやサーバーの状況および
通信内容などを監視し、異常、不審な挙動が
あれば管理者に通知するものとなります。
最近では、ウイルス対策ソフトウェアの次世代
製品ともいわれています。

4.ウイルス対策ソフトウェアと何が違うのか?
ウイルス対策ソフトウェアはどこかで発生した
コンピュータウイルスが発生してから対策を講
じるものであり、プログラムとデータのマッチグ
で検知をするものです。
これでは、未知な障害を検知できない為に発明
されたのがEDRとなります。
EDRはこれまでのウイルス対策ソフトウェアとこと
なり、不振な挙動があればこれを検知する仕組み
となります。

5.今回のトラブルはどれくらいのユーザーに影響が
 あるのか?
世界的に850万人ぐらいに影響があり、PC使用者の
約1%と言われています。
この製品は世界的に有名な企業でもあります。

6.日本でもこの製品は販売されているのか?
日本にも日本法人があります。また、販売は主に
「株式会社マクニカ」で行っております。