昨年から誹謗中傷のトラブルが多発しており、法的処置を行うケースが増えてきております。
インターネット上の誹謗(ひぼう)中傷を巡り、法務省が「違法性がある」と判断して国内外のプ
ロバイダー(接続業者)などに行った削除要請のうち、3割が応じられていなかったことがわか
りました。
法務省のまとめでは、2019年1月から昨年10月までに削除を要請した件数は1173件。こ
のうち、818件(69・7%)はプロバイダー側が全部または一部の削除に応じたが、355件
(30・3%)は全く削除されなかったとのことです。
今夏には対処要請の法的根拠を明確化する報告書を取りまとめる方針とのことです。
最近ではインターネット上への書き込みが簡単にできますが書き込んだ内容が独り歩きした
為に、人的損害であったり精神的な苦痛を受けている人が沢山おります。
インターネット上への書き込みを行う前に、相手や周りの人の反応をよく考えた上で書き込み
を行うようにしてください。
また、最近ではデマ情報が独り歩きすることがあるので、何が正しくて、何が間違えているのかを養える目が必要と思います。
