国内の大手通信キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)を利用している方に、見逃せないニュースが入ってきました。

これまで「スマホを返却すれば残債が免除される」というお得な仕組みだった各社の返却プログラムですが、ここへきて「返却手数料(最大22,000円)」を導入する動きが相次いでいます。

「次も同じキャリアで買うならOK、でも他社に移るなら手数料を払ってね」という、新しい“縛り”の形が見えてきました。今回は、各社の変更点と私たちが気をつけるべきポイントをまとめます。


1. 何が変わる?3キャリアの新ルールまとめ

各社、名称やタイミングは異なりますが、内容は驚くほど似通っています。共通しているのは、「返却時に最大22,000円の手数料がかかるようになる」という点です。

各社の導入スケジュールと内容は以下の通りです。

・ソフトバンク 新プログラム名:新トクするサポート+ 開始時期:2025年8月20日から 手数料:一律22,000円

・au 新プログラム名:スマホトクするプログラム+ 開始時期:2026年2月26日から 手数料:最大22,000円

・ドコモ 新プログラム名:いつでもカエドキプログラム(条件改定) 開始時期:2026年3月5日から 手数料:最大22,000円

これまでは、端末を綺麗に使って返却さえすれば追加費用なしで残債が免除されていました。しかし今後は、「返すだけでOK」ではなく「返却+手数料」が基本セットになります。

2. 「実質無料」にするための条件とは?

この22,000円という重い手数料ですが、実は回避する方法が用意されています。それが「同じキャリアでの機種変更」です。

・auの場合:「au買い替え特典」により手数料相当額を割引 ・ドコモの場合:「ドコモで買替えおトク割」により手数料を免除

つまり、「次もiPhone 17や最新のGoogle Pixelをうち(同じキャリア)で買ってくれるなら、手数料は実質取らないよ」という仕組みです。

3. 今回の変更は「改善」か「改悪」か?

キャリア側の狙いは、他社への乗り換えを防ぐ「囲い込み」であることは間違いありません。

・同じキャリアを使い続ける人:実質的な負担は変わらず、これまで通り利用可能。 ・他社へ乗り換えたい人・端末だけ返したい人:最大22,000円の持ち出しが発生するため、明らかな「負担増(改悪)」となります。

 

まとめ:これからのスマホ選びで大事なこと

今回の変更により、「とりあえず返却プログラムで安く買って、2年後にどこへ移るか考えよう」という身軽な選択がしづらくなりました。

今後は、購入時に「2年後もこのキャリアを使い続けるつもりか?」をこれまで以上に慎重に判断する必要があります。

「プログラムの仕組みが複雑すぎてよく分からない…」という方は、手数料がかからない「一括購入」や、キャリアに縛られない「SIMフリー版」の検討も選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。