大糸線キハ52 2008年 | outbackの旅日記

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日本中を気ままに旅する記録です。山の中の無人駅でビバークします。
タイトルが3代目になりました。レガシィ→ペケV→outback

2010年に廃車になるまで、キハ52の最後の活躍場所である、大糸線にJR西日本エリアの非電化部分には、4年位季節ごとに通っていました。

頸城大野駅に停車中です。GWは丁度田圃に水が張られる時期で、あちこちで水鏡が出現して、山ではなく里山の方が人気でしたね。

残雪の明星山を望めるポイントでした。

6月には、キハ52三重連のイベントがありました。

定番のポイント宮本橋です。北アルプスが晴れればドーンと連なって来る絶景ポイントでした。

ここも晴れれば9時頃に順光となって、定番ポイントでした。しかしこういう降雪時の方が多かったですね。

もの凄い吹雪になると、列車も埋もれてしまいそうになります。しかし除雪はしっかりしているので、道路は安全に走行できました。

晴れるときれいな雪景色になります。

 

廃車後糸魚川駅で記念館ができて、そちらで展示されています。ちょっと引きが無いので、全体像を収めるのは難しいです。この156号は、元朱色の首都圏色のタラコでした。2010年3月20日に廃車になってから、一旦は津山の学び鉄道館の扇形庫に3両とも保管されていましたが、国鉄色だった115号だけが今も津山に残り、125号は国鉄色になって糸魚川に戻って来ました。もう1両のスカ色156号は、やはり国鉄色に戻って、いすみ鉄道に譲渡され、今でも元気に走っています。

 

キハ52は、ツーエンジンで両運転でしたから、山岳地方のローカル線のあちこちで活躍しました。平地用のキハ20、耐寒のキハ22と共にどこでも見れた車両でした。キハ40が登場して、キハ20やキハ22はかなり駆逐されていくのが早かったですが、しかし重くて非力なキハ40は山岳地が苦手で、キハ52は遅くまで活躍の場所が残っていました。それもキハ120と言う、軽量ハイパワー新型機によって終焉を迎えました。