駅舎探索 岐阜、長野 | outbackの旅日記

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日本中を気ままに旅する記録です。山の中の無人駅でビバークします。
タイトルが3代目になりました。レガシィ→ペケV→outback

昨日は三河大草駅跡から明智鉄道の岩村駅まで走り宿としました。

ここには岩村城があり、日本三大山城とも言われているようです。城主が織田信長の叔母に当たる女性で、女城主として名を馳せました。あさイチには岩村城の方に行ってみました。

 

 

 

駐車場に車を停めて天守のあった所まで歩きます。途中の石垣は穴太積みのような感じです。何層にも石垣が増築されて6層にまで成長したそうです。天守跡で日の出を拝みました。この風景は当時も変わらなかったと思います。

岩村駅です。駅舎の正面は補修されて魅力が薄いですが、、、

 

中側は木造駅舎の面影をよく残しています。

これは腕木信号切り替えのレバーです。当然現在は現役ではありませんが、観光用として復活設置されて、350円でレバーの操作をして、信号を切り替える事ができます。(今は朝が早いので人がいない)

 

これが復元設置された腕木信号です。復元された二つの内一つは線路に並行して設置されており、運転士から信号が見えないですが、多分記念撮影用に90度向きを変えているものと思われます。

 

列車がやって来て出発していきました。腕木が水平が定位で赤信号になります。斜めに折れていると青ですね。列車が行くとガシャーンと大きな音を立てて切り替わっていたことを思い出しました。

 

 

 

 

 

岩村城下にも古い町並みが残っていますので、歩いてみました。途中曲尺手辺りに特に色濃く残っていました。

江戸時代になり平和な世になったため、山城から降りて平城を建設したそうです。明治以降は一時岩村県の県庁になったこともあったようです。現在は資料館です。江戸時代は1国1城だったので、山城は廃城なったと思われます。幕府も堅固な山城より、安心できたから、幕命されたかもしれませんね。

 

 

中央西線洗馬駅です。今日は天気が良すぎて、駅舎撮影には不向きな日になってしまいました。いきなり逆光ですし、、

 

 

 

更に東進して、しなの鉄道の信濃追分駅にやって来ました。もう隣りは軽井沢で、その先は碓氷峠です。良い木造駅舎が残っていました。

 

 

折返して平原駅です。本州では珍しいヨ駅です。この駅はかなり入り組んだ所に設置されており、周囲に人家もありませんので、あまり存在価値がないように思えます。駅前の広場は車が一杯でしたが、隣に事業所があったので、その車が占領しているものと思われます。廃駅になる可能性がありますね。

 

 

滋野駅です。ここも板張り木造駅ではなかったため、見送っていた駅ですが立派な木造です。

 

別所温泉に向かう途中の長野計器と言う会社の玄関に丸窓電車が保存されていました。事前情報はありません。通りがかりに見つけました。綺麗な状態で保存されています。

 

 

 

上田電鉄中塩田駅です。この配色は、別所鉄道の標準カラーのようです。群馬県下の私鉄も似たようなカラーです。

 

 

 

八木沢駅です。よくある私鉄の小駅ですね。(昔よくあったと言うべきか)国鉄にはない簡素な造りです。

 

 

 

 

終点別所温泉駅です。昔は人の往来が多く、賑わっていたんだろうなと言う、昭和ロマンを感じさせられる駅です。ここにも丸窓電車が保存されています。ここの存在は昔から有名でした。以前訪れた時は、喫茶店が併設されており管理もされていたのですが、喫茶店の方はきれいさっぱりなくなり更地になっていました。ちょっと愛想のない店主だったと記憶しています。

駅舎では袴を着た娘さんが案内をしていましたが、この気温ではさぞ暑かろうと思われました。

 

本日の訪問は以上で、泊地の九頭竜湖駅に向かいました。高度を稼いで少しは涼しいかと思いましたが、夜間も30℃近くありました。本日は長野岐阜を走行したのですが、ガソリン価格が異常でしたね。

実は長野県は全国一ガソリンの平均価格が高い県なんだそうです。レギュラー192円。これが一番高かったですね。しかもこの価格で結構地域統一されているようです。現在これでも補助金が入っているそうですが、来月辺りにその期間が終わるようで、全国どこもこれ位になると言われています。あな恐ロシア!