還暦夫婦九州に行く 5日目 | outbackの旅日記

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日本中を気ままに旅する記録です。山の中の無人駅でビバークします。
タイトルが3代目になりました。レガシィ→ペケV→outback

5日目は知覧で武家屋敷と特攻平和館、その後指宿での砂風呂、その後鹿児島市内泊を予定しています。

知覧では先に特攻平和会館へ行きました。知覧は最南端特攻機出撃基地として有名です。多くの若者が帰らぬ出撃をしていった所です。館内の展示はその若者たちの両親に宛てた遺書が中心です。皆出撃に胸躍らせ、親に感謝と共に国の為に散る事を喜んでほしいと記載しています。2階級特進して皆尉官ですが、実際は18歳から20代後半の招集されて間もない人々です。感動か悲しみを感じるか、そのような時代に怒りを感じるか、それは人それぞれですが、70年前の事実だけは記憶の留めておかなければなりません。館内は撮影禁止ですので、それらをお見せする事は出来ませんが、日本人としては一度は訪れておくべき施設ですね。特に高校生以上の青年期に是非訪れておく事を強くお勧めしたいです。

公式ホームページのリンクを張っておきますので是非中をご覧ください。

 

特攻平和会館の次は近くにある、武家屋敷を訪れました。

 

 

 

このような感じで建物の中を見る事は出来ませんが、庭を見る事ができます。さつきが旬をやや過ぎた感じで残っています。どこもきれいに手入れが行き届いています。

これが武家屋敷通りです。よくある感じだと建物が並ぶのですが、ここは高い生垣にかまれて屋内の様子は、通りからは殆ど伺う事は出来ません。

 

 

このお宅は語り部のおばあさんが居られて、観光客の案内をしています。この縁側のここから庭を見ると後ろの山が借景となっているそうです。京都東山比叡山を模して造られているそうです。

 

 

 

このお宅は西郷どんの撮影に使われたようです。庭で切腹シーンが撮られたとの記載があります。

 

この後は本日のメイン指宿砂風呂です。残念ながらここもカメラの持ち込みができませんので写真はありません。

この砂むし会館砂楽と言う所に行きました。波打ち際で温かい砂を被って寝ころびます。10分も被っていると体の方は浴衣を着て砂をがかかっていますので分かりませんが、頭から滝のように汗が出てきます。じわっと体の内部から温まる感じです。デトックス感ハンパ無しですね。海岸線辺りまで行くと90℃以上のお湯が出ている所もあり、湯気が出ています。潮が満ちてくると海の中になり、干潮の際に魚が取り残されると、煮魚になってしまうそうです。

 

夕方までじっくり楽しんで鹿児島市内に入りました。夕食は薩摩黒豚のしゃぶしゃぶとさつま揚げを楽しみました。

明日は鹿児島市内で買い物と観光、その後桜島に渡り宮崎からフェリーに乗って帰阪します。