醒ヶ井宿 梅花藻 | outbackの旅日記

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日本中を気ままに旅する記録です。山の中の無人駅でビバークします。
タイトルが3代目になりました。レガシィ→ペケV→outback

中山道の宿場町醒ヶ井宿に行ってきました。古い町並みが残っているからです。

 

 

 

 

醒ヶ井駅のコイン駐車場に車を入れて街道筋を歩きます。駅前直ぐから街道が続いています。最初に訪れたのは旧醒ヶ井郵便局です。今は資料館になっています。近江で活躍した、ヴォーリズが建築しました。中は冷房が効いて涼しかったですね。造りは準洋風建築と言った感じでしょうか?ヴォーリズ建築らしい感じがします。近江八幡にもこのような様式が幾つか残されています。何故かJRのサボのレプリカの展示がありました。懐かしいですね。金星は名古屋発西鹿児島行の臨時夜行特急で、583系が主に運用についていましたが、時折14系客車の運用もありました。14系運用の際には入り口にこのサボが刺さっていましたね。

 

醒ヶ井宿は何箇所も湧水が湧きだしており、その一つ十王の湧き水です。この清らかな湧水を求めて、旅人は足を停めて宿が繁栄していったようです。

 

洗い物をする階段は各戸についており今でも現役のようですし、水車は元気に回っていました。

 

 

 

 

 

 

 

この宿の名物である梅花藻です。地蔵川の冷たくて清らかな湧水に咲く可憐な花です。丁度見ごろの様でした。それ目指して人出も結構ありましたね。水面から花だけがぽつんと出ていたり、群生になっていたり、水中花で揺らいでいたりと多彩でした。

 

醤油醸造の喜代治商店です。ヤマキ醤油グループのようです。古い造り酒屋の様ないでたちでした。店内は混んでいました。醤油プリンと言うのが人気のようです。買いませんでしたが、、、

 

宿の問屋場の跡です。問屋場とは馬や牛の中継所であり、物資の保管所でもありました。駅の様な物流拠点の様な役目をしており、街道の宿場にはたいてい設置されていました。目の前を地蔵川が流れており、ここの梅花藻だけが群生していました。

 

こういう小さな堰でも水の音は涼しげです。

 

ここも水が湧き出ています。水を汲んでもいいようです。水温は13℃位でとても冷たく手を浸しているだけで、汗が退いて行きます。

 

蒼モミジが、爽やかでした。紅葉も湧水と組み合わせれば、見事に映えると思われます。

涼しげな橋の袂まで来ると宿は終わりです。これより引き返しました。

 

帰りは美味滋賀(おいしが)を求めて道の駅などで野菜を求め、ジャージ種の牛乳を飲みました。脂肪分が4.3%も入っており、上澄みに脂肪が浮かんでいました。よく振って飲んでくださいと書いてあるのを、半分以上飲んでから見つけました。美味しかったですよ。(池田牧場のジャージー牛乳でした)