駅舎探索 夕張 | outbackの旅日記

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日本中を気ままに旅する記録です。山の中の無人駅でビバークします。
タイトルが3代目になりました。レガシィ→ペケV→outback

9月26日(土)18日目。本日は欠航がない限り北海道最終日になります。3年間三度の渡道でやりたいことの多くはやりました。しかしこれが又すぐにリストに項目が溜まるんですよね。来年もまたやって来そうな気がしています。

恵比島駅の朝です。完全に明日萌駅になりきって撮影してみました。NHKのロケセットのクオリティー半端ないですね。金を掛ければここまで可能なんです。SLを置いてみたいですね。

本日の予定は夕張です。芦別から夕張国道を南下していくのがやはり王道でしょう。その様に行くことにします。急がずゆっくりと、、

 

順調に南下して、桂沢湖を越えてシューパロ湖岸に入って来ました。鹿島白金と言う高級感のある地名の所で夕張岳方面への橋が架かっていました。情報によるとこの辺りなんだがと、橋から下を見ると道路が見えました。これがそうなのかどうかわからない所です。現役と言われてもおかしくはありませんが、ガードレールなどは、グニャっと曲がっています。しかし比較的路面は泥をかぶっていません。少しでも近くに寄ろうと付近を散策して下に降りようと試みましたが、どうしても降りることができません。それらしい道はあるのですが、がっちり通行止めにされてしまっています。歩けば入り込めますが、クマの足跡も一緒に見つけました。近くに寄ることはあきらめました。しかし湖底の道路であることは間違いありません。左の鉄橋は大夕張鉄道のものかと思われます。

 

少し南下してくると先程見えていた道路が、少し高度を下げて水の中に静かに入り込んでいるのが見えました。近くまで行きたかったなあ。

 

その道路の延長線上に当たる所にアーチ橋の上部だけ見えました。その下に橋が沈んでいる事は間違いありません。

本当は、もっと役場跡とか、家屋が見えるのかと思いましたが、どうやらこの程度のようです。

ダムの堰堤にやって来ました。丁度当直の人が居られたので、状況確認しました。ニュースになった日だけ、元住民の方々向けに閉鎖道路を開放して下まで行ったそうで、その後また閉鎖されたそうです。下まで行くと大夕張鉄道の駅のホームがあったとの事でその辺りがニュースに流れたようだとの事でした。残念ながら上からホームを確認することはできませんでした。あの鉄橋の前後にあったものと思われます。

 

この後はもう休息を決め込みました。夕張の集落近くの大きな駐車場の日陰で夕方までスマホを見たり、まどろんだりしました。暗くなるころ動き出して苫小牧に向かいました。

苫小牧東港です。本日は予定通り出航するそうです。しかし到着が遅れたため1時間半ほど出航も遅れるとの事です。コロナ対策で10人部屋に4人で満室と言う措置が取られていました。それでも余裕をもって乗船することができました。明日は1日中PCで写真整理です。インターネットがほとんど使えないのが、最大の難点です。

 

今年も無事帰ることができそうです。しかし今年は敦賀到着後に一つ予定を立てていますので、到着日に帰宅するのではなく、敦賀で1泊して帰る予定にしています。