大磯―小田原 | outbackの旅日記

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日本中を気ままに旅する記録です。山の中の無人駅でビバークします。
タイトルが3代目になりました。レガシィ→ペケV→outback

大磯宿を発って小田原宿に向かいます。しかしもう16時半ですので、次のJRの駅である二宮まで行けたらと思い進みました。まだ4㎞程あります。
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宿を出ると松並木が続きました。今日は元気なので、道路を渡りもしないのに撮影のためにわざわざ歩道橋に登りました。
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二宮駅までの中間地点に旧吉田茂邸が公開されていました。無料ですが17時までと言う事で入れませんでした。
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赤い鳥居の六所神社がありました。相模総社とも言い相模の六カ所の神社をひとまとめにしたものとされています。この地を治める国司が毎年お参りする手間を省いて一か所に集められたそうです。
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二宮町に入って来ました。松並木が続きます。歩道も広く取ってあるので歩きやすいです。
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小田原まで14㎞の案内と二宮駅前の案内が現れました。本日はここまでにして二宮から宿のある平塚に戻ります。17時半ですからそこそこ暗くなってきました。
ページは宿単位でまとめますから、明日の行動もこの下に書き込みます。
大磯―二宮 4㎞(累計32㎞) 17:30 1時間(累計8時間半)

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二宮駅前には、ガラスのうさぎ像がありました。12歳の少女が空襲で母と妹を亡くし、疎開先のこの二宮空襲で、父を機銃掃射で目の前で亡くし、親戚に苛め抜かれ、ガラス職人の父が作ったウサギを抱いて耐え忍んだと言う話だそうです。終戦後二人の兄が帰って来たそうです。


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日にちが変わり、30日土曜日になりました。二宮駅を9:00に出発しました。昨日と違い快晴です。暑くなりそうです。さてどこまで行けるでしょうか?
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先日近江八幡で、浪花千栄子のオロナインを見つけましたが、今回は松山容子のボンカレーを比較的状態の良い形で発見しました。しかし本日はこの後もっとすごいものを小田原で見つけます。
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旧道に分岐するところで二宮一里塚跡がありました。江戸から18番目です。北側は欅、南側は榎が植えられていたそうです。
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二宮から3㎞で小田原市に入りました。まだ市街には11㎞もあるようです。
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海岸付近に出てきました。今日はとにかく快晴でとても暑くなっています。タオルは必需品です。前に広がるのは伊豆半島になります。箱根は右手奥です。
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日本橋から78㎞国府津駅前通過です。緩やかな坂を登って来ましたが、ここから下りです。
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一里塚と言うバス停があったので、どこかに碑が有るはずだと思いキョロキョロしましたが見つかったのはこの案内版だけでした。小八幡の一里塚と呼ばれており、小田原宿の江戸方入口でもあったようです。今は何もありませんが、、、
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三寶寺と言う銀杏の大木があるお寺が右手に出てきました。ぎんなんが採れる雌株だそうです。境内には早くも紫陽花が咲いていました
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小田原宿の中に入って来ました。交通案内も小田原の文字は消え箱根に変わりました。でも箱根11㎞どこの事?湯本で丁度良いけど、まだ麓だけどと思い箱根町役場の位置を調べましたら、やはり湯本にありました。一般には箱根と言えば元箱根辺りをイメージしますよね。(観光客にとっては、、)
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通り沿いに歴史的な建物が目に入って来ました。社会福祉法人ゆりかご園に今はなっていますが、昔は旅籠だったようです。川辺本陣と言うそうです。この先の酒匂川は、渡しなので川止めの際の宿だったと思われます。
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広重の小田原は、この酒匂川の渡し有名です。大きい川ですが二級河川とは驚きです。酒の匂いがする川とは何とも良い名前ですが、日本武尊がお神酒を注いだ匂いがいつまでも消えなかったことから来ている説があります。
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橋を渡ってすぐ左手に新田義貞の首塚の案内があった。その案内にひかれて中に入り込んだ住宅街の一角にその碑が有りました。新田義貞は鎌倉幕府を倒した建武の新政の立役者の一人ですが、その後足利尊氏と対立して追われ、越前で戦死尊氏はその首を京都で晒したが、それを不憫に思った家来の宇都宮泰藤が義貞の故郷である、上野国(群馬)に持ち帰る際にここで病に倒れたと言われ、仕方なくここに埋葬し、自身もここで亡くなったとされています。住宅内の中にポツンと小さな公園(滑り台とブランコあり)の脇にありました。帰りは中々街道に出る道がなく、学校の裏手を越えてかなり向こう側に出ました。
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山王神社です。小田原宿の江戸方の入り口でもあり、名所としても有名だそうです。
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道路左手に一里塚跡碑、右手奥には江戸口見付跡の案内が向かい合ってありました。

これ以降小田原宿になります。次の箱根までは長いのでどちらにせよ分割掲載になります。バランスを考えてここでページを改めます。
二宮―小田原 11㎞ 12:00 (3時間)