本当のCS(お客様満足)とは
私にとってCSとは、「従業員が気持ちよく働く環境をリーダーが用意して、イキイキとしたスタッフがお客様と接することそのものが最高のCSである」と定義しています。スタッフひとりひとりが奴隷のように扱われるような厳しい環境で、タテマエだけでお客様に接客しても想いは伝わりません。自分に余裕がないスタッフがいくら説明しても、私にはメッセージが届いてこない。自分の心の余裕から自然と笑顔が生まれ、お客様の心を安心させることができる。お客様からの小さな要望を受け止める余裕がない人から商品を買いたいと思うだろうか。私は買いたいと思わない。わかりやすい例で例えると、
とあるレストランにて、
「水ください!」
とお客様がいって、
「あ~はいはい、めんどくさいな」
と思う心に余裕がないスタッフが
「少々お待ちください」
と目を合わさずに言って水を持ってこられるのと、お客様の行動を見渡す余裕のあるスタッフから
「お水お持ちいたしましょうか?」
と逆に声をかけられたらどっちが嬉しいだろうか。一目瞭然だと思います。言葉遣いやお客様に対する対応マニュアルももちろんCSにとっては大事な要因だとは思いますが、一番大事なことは、スタッフ自身が仕事をしてて充実感を感じ、楽しくて楽しくて仕方ない!働いていることに誇りを持っているスタッフがいるお店こそが最高のCSだと私は思います。
CSは会社が作るものではない!個々人の意識によって形成されるものです。個々のスタッフが、「お客様がされたら嬉しいと思うこと」、「自分がされたら嬉しいと思うこと」を追求してお客様にサービスすることがとても大事だと私は思います。
おそらく前述したような会社作り、店舗作りをしたいと誰もが思うのですが、株主からの期待、零細企業の資金繰りなど、なかなか売上至上主義から抜けられない会社が多いのでうまく従業員のモチベーションまで管理することができない。しかしこの考えは経営者視点で、本当に大事なことを見落としてお金にフォーカスを当てた経営であると思います。従業員が働きやすい環境を作るのは、従業員だけでなく、リーダーであるあなたの使命だと思います。あなたはスタッフの心の声を聞いたことがありますか?