『血糖値』という言葉を聞いたことある方は多いでしょう。

 

 

特に近年は低炭水化物ダイエットの流行もあって、血糖値は体重に影響することが広く知られるようになってきました。

 

 

ただ、血糖値は体重のコントロールだけではなく精神的にも大きな影響があります。やる気が出ない、イライラする、鬱っぽい なども血糖値が乱れることで起こりやすい症状です。

今日は、血糖値と朝のだるさの関係についてご紹介いたします。

 

そもそも血糖値とは?

 

インスリンがブドウ糖を取り込んでエネルギーが作られる

血糖値とは、文字通り、『血液中の糖分(=ブドウ糖)の値』です。

食べ物を食べると、血糖値(血液中のブドウ糖の量)が上がります。そして、この血糖(血液中のブドウ糖)をエネルギーに変えるために膵臓から『インスリン』が分泌されます。

血液中のブドウ糖は、インスリンによってを細胞に取り込まれ、身体を動かすエネルギーとなるのです。

 

 

高血糖よりも低血糖が不調の原因

インスリンが出過ぎてしまって、血糖値が下がりすぎた場合を『低血糖』と言います。
実は、血糖値は高い状態よりも低い状態の方がより危検(より不調を感じやすい)なのです。

 

朝起きた時にこんな症状があれば『夜間低血糖』かも?

朝起きたとき

 

✔︎  体がだるい
✔︎  体や頭が重い
✔︎  朝に起きられない

 

 

  また、寝ている間にも

 

✔︎  寝ている間に寝汗をかきやすい
✔︎  怖い夢をよく見る
✔︎  夜中に何度も目が覚める 

 

 

などの症状はありませんか? 

 

 

これらの症状が気になるようであれば、寝ている間に低血糖になっている可能性があります。

寝ている間に低血糖になると朝に不調がでやすい

最後に

近年、睡眠と健康の関係についての様々な研究がなされ、健康でいるためには睡眠の質が大切だということが様々なデータから報告されています。

食事、運動、睡眠は、人の生活の多くの時間をを占める活動ですが、この中で一生のうち一番時間を使うのは睡眠です。質の良い睡眠をとることは、人が健康に過ごすために最も大切なことかもしれません。

いろいろ試したけれど、なかなか満足いく睡眠が得られない・・という場合には、夕方からの過ごし方、特に食べるものに気をつけてみましょう。

 

 

夕食には、急激な血糖値の変化を起こす炭水化物、ご飯類・パン類・麺類などは避けるか少量とし、代わりに肉や大豆、魚、卵などのタンパク質の多いものを増やします。

 

 

それでも夕食後にお腹が空いたら、手軽にタンパク質が摂れる、プロテインドリンクも良いでしょう。

 

 

 

夕方以降は、糖質よりもタンパク質をメインにすることで、寝ている間の血糖値のコントロールがしやすくなります。



私事ですが・・

私は、普段夕食にはお米を食べないのですが、そうすると夜中に2回くらい目が覚めたり眠れなかったりすることが続いたので、夕方以降にプロテインドリンクを作って飲むようにしました。

 

すると、夜中に起きることなく朝まで眠れるようになりました。

 

 

私には、この方法は合っているようです。