こんにちは
先週いっぱい、風邪でダウンしていました
高熱が五日間続き、つらかった
インフルもコロナも陰性。
マスク生活が続いていたから、風邪への免疫力が弱まっているのかな。。。
みなさまもお気をつけください。
さてさて、前回の続きを。
8月2日に乳房再建手術が決まったわけですが
その前に一度、いろいろ検査させてくださいとのことで、去年の夏以来、乳房再建予定の病院に行ってきました。
この病院はうちから電車を乗り継ぎ、40分くらいのところにあります。
地域に根ざした中規模病院って感じで、私も乳房再建で紹介されなければ、この病院の存在を知りませんでした。
そんなに大きい病院ではないのに、この辺では珍しく、乳房再建センターがあり、さらに全国的にも有名なんだそうです。
すべては、腹部穿通枝皮弁法の第一人者であるレジェンド先生が執刀する病院だから。
尿検査から血液検査から、心電図、肺活量などなど、検査三昧
トータル4時間かかりましたわ
この日はレジェンド先生は不在で、センター長の先生が問診してくれました。
最初、「え、まさか当日もレジェンド先生が執刀医ではなくなっちゃうのかな?」と不安に思った私は、失礼ながら、
「あのー、手術はセンター長先生がやってくださるんでしょうか?」
と聞いてみました。
そしたら、センター長は、
「いや、医師一人でできる手術ではないので。T先生(レジェンド先生)をはじめ、3人がかりでやります。」
とのこと。
自家組織の乳房再建って、そんな大手術なんですね、、、失礼いたしました
そうだよね、お腹の肉と皮と血管を採って、胸の血管と繋げるんだもんね。
センター長は続けて、
「はんなりさんは放射線治療をしているし、胸のサイズもFカップと大きいことから、乳房再建の選択肢は一つしかありません。腹部の自家組織による穿通枝皮弁法です。」
はい、そのつもりです。
「うちの穿通枝皮弁法は、取れる血管はすべて活かして、胸の血管と繋げていきます。ただ、腹部の血管は個人差があります。少ない人は2本、多い人は10本以上。太さも人によってまったく違います。はんなりさんは、血管細め、本数は平均よりちょっと少ないくらい。でも、手術に全く問題はありません。」
よかった。
血管をたくさん繋げた方が、術後、再建した胸が萎縮したりせず、形や大きさがキープされるんだって。
ちなみに、繋ぐ血管1本増えるごとに手術時間は30分長くなるそう。
「あと、お腹に脂肪がたくさんあると思っている人が多いですが、使えるのは皮下脂肪なので、内臓脂肪が多い方は、お腹がぽっこりしてるわりには胸に使える脂肪がなかった、、、なんてことがよくあります。はんなりさんの場合は、、、」
といいながら、パソコンで先程撮影したCT画像を呼び出すセンター長。
「…あ、内臓脂肪より皮下脂肪の方が多いですね。大丈夫です」
…いいんだか悪いんだかわからないけど、とりあえず乳房再建には良い結果だから、ま、いっか
あとは、ホルモン剤やサプリメントは2週間前から飲まないようにすること、術後数日間は自立歩行禁止などなど言われました
あと、他の病院と違うとこは、術前に健胸の型を取り、手術の際、脂肪のつけ方やトップの位置などを正確に健胸に似せるのだそう。
その型取り代は自己負担だそうで、10万円はいかないけど、それに近い結構なお値段。
まあ、しょうがない。
あと、自立歩行できるまでは個室をお願いしているとのこと。
一番安い個室で、差額ベッド代1日一万円。
…いや、もう、今から必死でパート入ります
そして来月、レジェンド先生が来ている日に、入院前の最後の外来診察に行きます。
いよいよ乳房再建へ動き出しました
ワクワクと不安と。
この夏、ちょっとドキドキです