2026年8月24日からSMCが変更

 

まずは今回の主な変更点を簡単に紹介します。

  • 新しく2つの永住権申請ルートが追加(Skilled Work Experience PathwayとTrades and Technician Pathway)
  • SMCポイントの学歴ポイントの見直し
  • ポイントの見直しにより、必要なNZ就労経験年数が短縮される

今回は、これらの変更の中でも、特に皆さんへの影響が大きい「Points-based Pathwayの6ポイント計算方法」について詳しく解説します。

今回の変更では、特に学歴から取得できるポイントが見直され、一部の学歴ではこれまでより高いポイントを取得できるようになります。

そのため、学歴によっては6ポイントに到達するために必要なNZでの職歴ポイントが少なくなり、より短い就労期間で申請条件を満たせるケースもあります。

 

  SMCは合計6ポイントが必要 

 

Points-based PathwayでSMCを申請するためには、基本的に6ポイントが必要です。

「学歴ポイント+ニュージーランドでの職歴ポイント」=6ポイント

職歴の条件には

  • Qualification(学歴・資格)
  • Occupational Registration(職業登録・職業レベル)
  • Income(給与)

などがあります。

 

 学歴ポイントの計算方法 

 

今回の変更により、同じ学歴でも、ニュージーランドで取得した資格か、日本を含む海外で取得した資格かによって、獲得できるポイントが異なるようになります。

特にニュージーランドで取得した資格は、海外で取得した同等の資格より1ポイント多く獲得できるケースがあります。

 

 

【2026年8月24日から】学歴ポイント早見表

 

【ニュージーランドで取得した学歴の場合】

 

Master’s Degreeが2項目に分かれている理由は、ニュージーランドでは大学(Bachelor)を卒業していなくても、これまでの職歴や経験などを考慮して大学院への入学が認められるケースがあるためです。

そのため、

Bachelor’s Degreeを取得 + Master’s Degree を取得した場合は6ポイント

Bachelor’s Degree なし + Master’s Degreeを取得した場合は5ポイント となります。

 

【日本・海外で取得した学歴の場合】

 

このように、今回の変更では、ニュージーランドで大学や大学院などの対象資格を取得した場合、海外で同等の資格を取得した場合と比べて、1ポイント多く取得できるケースがあります。

つまり、ニュージーランドで学歴を取得した方は、6ポイントに到達するために必要なNZでの職歴ポイントが少なくなる可能性があります。

 

 

 ニュージーランド 職歴ポイントの計算方法 

 

 

次に、職歴ポイントの計算方法です。

これまでは基本的に1年間のNZ Skilled Work Experience=1ポイントとして、最大3ポイントを取得するためには3年間の職歴が必要でした。

2026年8月24日からは、以下のように変更されます。

2026年8月24日からのNZ職歴ポイント

 

つまり、これまでは最大の3ポイントを取得するために3年間のNZ職歴が必要でしたが、変更後は2年間で3ポイントを取得できるようになります。

 

注意点

ただし、単純に「ニュージーランドで働いていれば職歴ポイントになる」わけではありません。

職歴ポイントとして認められるためには、SMCが定めるSkilled Work Experienceの条件を満たしている必要があります。

主な条件として、

  • ニュージーランド国内での就労であること
  • フルタイムで働いていること
  • Accredited Employer(認定雇用主)のもとでの仕事であること
  • 仕事内容がANZSCOの職種・Skill Levelの基準を満たしていること
  • その職種・Skill Levelに応じたSMCの給与基準を満たしていること

などがあります。

 

よくある実際の例 

 

学歴別|6ポイント到達までの目安

 

 

NZの大学院を卒業した場合は、学歴で6ポイントとなります。

卒業後に一定の条件(認可企業・ポジション・給料)でのジョブオファーをもらった時点で永住権申請が可能になります。

 

 

 ポイント以外の注意点 

 

「6ポイントに到達=100%永住権を取得できる」というわけではありません。

SMCでは6ポイントを取得することは、あくまでも申請に必要な条件の一つです。

学生ビザや就労ビザなどと比べても、永住権の審査ではさまざまな点が確認されます。

例えば、

  • Skilled JobまたはJob Offerの有無・仕事内容
  • 給与や雇用条件がSMCの基準を満たしているか
  • 英語力
  • 健康状態
  • Character(犯罪歴など)
  • 実際の仕事内容と申請内容が一致しているか
  • 学歴・職歴などを適切な書類で証明できるか
  • 海外の学歴がNZで認められる資格に相当するか

など、ポイント以外にもさまざまな条件があります。

また、審査の過程でImmigration New Zealandから追加書類や説明を求められることもあります。

そのため、「6ポイントあるから大丈夫」と簡単に考えるのではなく、自分がSMC全体の条件を満たしているのかを確認したうえで申請することが重要です。

永住権申請は、その後のニュージーランドでの生活を大きく左右する重要な申請です。申請内容に問題があった場合には、審査が長引いたり、場合によっては申請が認められなかったりする可能性もあります。

 

 

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Hanna Consultantでは、これまで数多くのニュージーランド永住権申請をサポートしてきた実績があります。

永住権申請では、必要書類を揃えるだけではなく、どの書類を提出するのか、仕事内容や職歴をどう証明するのか、移民局から質問や追加書類を求められた場合にどう対応するのかも非常に重要です。

Hanna ConsultantにはLicensed Immigration Adviser(ニュージーランド政府認定移民アドバイザー)が在籍しており、これまでの経験をもとに、一人ひとりの状況に合わせて申請を進めます。

また、パートナーやお子様がいる場合には、家族のビザ・永住権についてもまとめて相談することが可能です。

永住権は、ニュージーランドで長く生活していくうえで非常に重要なものです。何年もかけて学歴や職歴を積み、ようやく申請条件を満たしたからこそ、「6ポイントあるから大丈夫」と考えず、申請までしっかり準備することが大切です。

不安を抱えながら結果を待つのではなく、経験のある専門家と一緒に、安心して永住権取得を目指しましょう。

 

 

 

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