毎年1回は連泊の旅行に行っている中、昨年は夫の突然の提案で奈良の十津川村と伊勢神宮をメインとする旅行になった。

 

そして今年の旅行の提案は、年明け早々まさかの自分の夢見がきっかけ。夢の中で、ハッキリと自分が呉市に行くことを喜んで飛び跳ねていた。実際の自分は正直、『呉市ってどこ???』ってくらい全く地域が分からなくて、夢の中の喜びマックスでテンション高めな自分と、目覚めた後の土地が分からない戸惑いの自分とのギャップが凄まじかった。しかもペットショップボーイズの壮大な『Go West』が朝からガンガンに脳内リピートするし、なんのこっちゃって感じだった。

 

 

 

取りあえずざっくり呉市を調べると近くに世界遺産の厳島神社や戦艦大和のミュージアムがあり、各々の観光地の場所はよく分からずとも”周辺辺り”という事は分かった。

 

この時はただ呉市の場所を知るだけで終わったのだけれど、この夢見を夫に話したところ世界遺産もあるしということで広島旅行の話が3月頃から進み始めた。有名な厳島神社には今まで全く興味が無くて、”生涯行く事は無いだろう”というくらい無関心だったのに、まさか夢のとおりに訪れることになるとは思わず自分でもかなり信じられなかった。

 

神社に強い関心があるわけで無く、でも初めて訪れる土地で世界遺産で観光名所とあれば一度はどんなところか見てみたいというもの。意図せず、コロナ前後のこの5年の間に、出雲大社、伊勢神宮、厳島神社と3つの超有名どころを巡ることになった。

 

 

今回初の広島観光は広島市周辺と決め、大和ミュージアムと鉄のくじら館(私の強い希望)、厳島神社と宮島横町散策、宮島ロープウエイ(夫の希望)、時間があれば江田島市にある海上自衛隊第1術科学校の見学という、梅雨時期の雨天に左右されることを考慮し、臨機応変に動けるようざっくりした4泊5日の旅行計画(と言っても出発の1ヶ月前に希望場所を決めた)をし、今回は往復新幹線とホテルのセットを3ヶ月前に行い、広島市内はレンタカーを借りることにした。(新幹線で新横浜から広島まで三時間半...近くなったものだ)