自動車は、ナンバープレートが有る車と無い車に分類できます。

鈴鹿サーキットで開催されたモータースポーツフェスティバル最後のレポートはそのナンバープレートが無い車たちのお話です。

先ずは

ポルシェカレラカップジャパン(PCCJ)的な話から…

純粋にドライバーやサポートスタッフの技量を競うワンメイクレース。その代名詞ともいえるPCCJのチャンピオン、小川諒が60号車と共に鈴鹿サーキットに登場。

そんなチャンピオンマシン、60号車の同乗ランを体験できた方は中々の強運の持ち主ですね。

今年の60号車のラッピングはネコ娘。

颯爽と鈴鹿サーキットの東コースを駆けていきます。

ポルシェ911GT3。ををを…超カッコいい!

当日はピット3階のホスピタリティテラスが解放されていたので、ピットアウトしていくカレラの美しい姿も撮影出来ました。

限られた時間、限られた人数しか乗車出来なかったのが残念です。

こちらは後ろにGT2が付くポルシェカレラ。

実はGT2の規格の方がよりレーシングで高性能車なのですが、そもそもGT2規格を使用するモータースポーツが少なくなってしまっているのでマイナーなイメージが付いてしまっている気がします。

逆にGT3規格の車両の方がツーリングカーレースに参加しやすい、敷居が低い、というのもあるのでしょう。

スーパーGTのGT300クラスに参戦する車両の何台かも「FIA GT3」というGT3規格の車両です。

 

次は…当日、その爆音でギャラリーを震撼させた一台…

ラ フェラーリの化け物仕様車。

存在感抜群。

インパクト甚大の黄色いフェラーリ。

これで同乗ランが出来た参加者も強運の持ち主かも。

ランボルギーニの代名詞だったシザーズドアを持つこのフェラーリのドアにも60番のカッティングが…

「60」は大阪トヨペットグループがモータースポーツ活動を本格的に始めた

「創立60年目」を意味する特別な数字。前述のナンバープレートのある車…も60番のプレートが付いたものが多くあります。

 

さらにスペシャルな黒のフェラーリも登場…

こちらは名前の後ろにGT3が付くフェラーリ296GT3

その名の通りグループGT3という規格に合わせて製作された生粋のレーシングカー。

こちらもバケモノのような轟音を響かせてサーキットを駆けて…と…

後半のセッションで…なにかトラブルがあったようで…ピット前で整備が始まってしまいました。

色々小耳に挟んだ話では、そもそも公道を走るようなスピードレンジで使う車両ではないので、ブレーキや冷却系がとてもシビアでピーキーな車両なのだそう。

その為か、殆どの車両がくるりと東コースを一周して同乗ランを終える中、ホームストレートをカッ飛ばして2周まわっていました。それはそれで羨ましい…

次はもう一台のフェラーリのGT3マシン。

フェラーリ488GT3。

数年前、うちの嫁が同乗ランを経験させていただいた一台。スタッフにヘルメットを貸して頂き、乗り込むやいなや…

「普通とキツイのと…どっちがいいですか?」

「え?あ?…キッツイので!」

「ははは…」

次の瞬間…どっきゅぅぅぅん…

「うぎゃぁあああ!!」

っていう感じ…と、感想を述べられておられました。

ピットロードはね…制限速度が有るんだけど…コースに出た瞬間に…

キュキュキュキュ…どっきゅぅぅぅん…

って、走り去るGTマシンたち。おっそろしい車両です。

フェラーリにもポルシェカップ同様「フェラーリチャレンジ」というワンメイクレースが有り、来年以降は前述の296GT3が使用される様子。

 

そして最後はスピンドルグリルを持つ管理人のお気に入りの一台。

レクサスRC F GT3。

同様にGT3規格の車両で2020年まで実際にスーパーGTのGT300クラスで使用されていた車両。今回紹介した車両の中で唯一管理人が同乗ラン体験をした事のある車両。

前述の様にGT3規格車は足回り、特にブレーキが市販車と全く違うため、パッドとローターが冷えている状態では本来のブレーキ性能が出ない為、何度もデモ走行を行い、ブレーキに熱を入れているようでした。

私の体験談ですが、実際、GTカーのすごさは加速よりも減速の時のほうがよりはっきりと実感できます。

加速時は自分の体重をシートやヘッドレストが支えてくれるので、全身を大きな板でグイ!と押されるような衝撃なのです。

が、減速時、体重を支えるのはシートベルトだけなので、重い頭が前方にドカン!と放り出されるような衝撃に襲われます。

車酔い…をする事は殆どない管理人ですが、この時ばかりは別でした。

   <ここからはCM>

そんなトヨタのスポーツカー、レーシングカーにご興味をお持ちの貴方には以下のリンクをお勧めします。

アルファード ハリアーの大阪トヨペット (osaka-toyopet.jp)

アルファード・ハリアーのトヨタカローラ大阪 (c-osaka.com)

お車のご用命は是非OTGグループ各社迄…   

さて、前述の様に現在GT300クラスに参戦中のスープラはデモランと撮影会に参戦。

大阪トヨペットグループのレース活動の詳細等は以下のリンクへ…

OTG Motor Sports | OTG モータースポーツ (osaka-toyopet.jp)

 

 <CM おわり…>

 

さて、また明日から頑張って働くぞ!