大阪トヨペット モータースポーツフェスティバル
レポートその1
という訳で…
去る11月21日、鈴鹿サーキットで恒例のモータースポーツフェスティバルが開催されました。
管理人も一応関係者…なので、当日の画像をいくつかアップしたいと思います。
メインとなるイベントは市販の50系プリウスを使用した「燃費と速さ」という相反する性能と名誉を競う店舗対抗のレースです。
車両の多くは各店舗の社用車で、ホイールキャップを外しただけのドノーマル車。
ドライバーやサポートメンバーもゲスト以外は全て社員というものでなかなかユニークなレースです。
毎年イベントMCとしてご協力頂いているピエール北川さん曰く…
販売店らしい「自動車を使った社内運動会」という表現がぴったりだと思います。
が…
近畿圏ではご存じの方も多いかもしれませんが、2023年1月1日に大阪トヨペットとネッツトヨタ中央大阪が会社合併しました。
結果、今回の参加チームは過去最大の68チームとなり、グリッドを争う予選は膨らました風船をお尻で割るタイムを競うものとなり…決勝レースもAグループとBグループに別れてのレースとなりました。
…そりゃ、そうなるよね。安全を考慮して「一周4分以内で走ったらペナルティ」という早く走ればいいってもんじゃないヨってルールはあるものの、68台のプリウスが燃費を考慮したそれぞれのペースで一斉に走り始めたら、いくら広い鈴鹿サーキットでもコース上がぐっちゃぐちゃになっちゃうよね。
とはいえ、レースは真剣勝負。成績優秀な店舗には名誉と賞金、そしてオマケも頂けるので、盛り上がりはなかなかのモノなのです。
F1やスーパーGTでも使用される鈴鹿の8の字コースをドノーマルのエコカーが疾走していきます。
燃費を争うので、豪快な排気音…ではなく…
くおぉぉぉんん…
むおーーーーん…
というモーター音とロードノイズ、そして時々
ぶおおーん…
と、いうエンジン音が聞こえてくる環境にも周辺住民にも配慮したレースです。
なかなか面白いレースが進行していきます。
さてさて
本チャンのレース以外にも多くのイベントが用意されているのですが…
車のイベント…となれば、なかなかお目に掛かれない車を使っての企画も人気。上の画像のようにGT300クラスに参戦する「LMcorsa」が使用するスカニア社のトラクターヘッドに同乗してのサーキット走行体験なんかも有ったりします。
しかしやっぱり人気なのは…
スーパーカー、レーシングカーを使ったプロドライバー同乗RUNでしょうね。
こちらはフェラーリ488 GT3
れっきとしたGTマシンです。助手席での同乗走行とは言え、なかなか味わえない体験が出来ます。
画像左にはMCのピエール北川さん、咲月美優さんが見切れています。今年も有り難うございました。
そして今回はデモカーとして参加のGRスープラGT。
いつかはこの車両も同乗走行が可能になるのかな。
と、いう訳で…
この辺のスーパーカー、GTカーについてはまた次回。