暫く仕事が続いたのですが、漸く休暇が取れたのでちょっと鉄旅に…。
行先はこちら
紀州鉄道の西御坊駅です。
湯浅御坊道路が開通するまで、結構不便な場所でしたが、今では手軽に行ける地方鉄道になりました。
画像のKR205に揺られる2.7㎞の旅も良いものですが、個人的にはこの先、廃線となった日高川駅までのほうが興味深いです。
今回のゲストはこちら…
「シャフト」…っぽい写真が撮れたらいいなぁ…なんて思いつつ…
日高川駅跡までのんびり散歩。
ただ…廃線跡にぴったりと寄り添う道は少なく…
また…線路の上を映画みたいにテクテク歩く…というのも考えてはみたものの…
…それって…いいんでしょうかね?…ダメなんじゃないかな?…と…
数分葛藤し、今回は止めておきました。
とはいえ最後は結局日高川駅の廃線に踏み入る事になるんですが…
平成元年と言いますからすでに34年経つのですが、線路は7割ほど残されており…
というか、ほぼ放置されています。
道路との交差部分も撤去、整地の上舗装…というより、砂利とアスファルトで「埋めた」感じになっています。
こうなると少し考えてしまいますね。
代替バス用の道路とか、遊歩道とか、自転車専用道路とか、跡地が再利用しやすい場合は別として…細長ーい、使い勝手の悪い廃線跡、他に転用しにくく…かといって路盤を剥がす予算も無く…土地の買い手も付かず…となると…結局は…
とりあえず放置!
という結論になるのでしょうね。
今ではプラットホーム跡だけが残る日高川駅。
駅南側の県道176号線に面した部分はすでに私有地となり、このホームのある部分も私有地なのか、紀州鉄道の管理地なのか明白ではありませんでした。
雨ざらしのまま、ただ朽ちていくのを待つばかりの廃線跡で写真を一枚。
「てっちゃん」的には嬉しい光景なのですが…