10年前にこれ見た時、あああ、やっとこれで日本も変わり始めると思った。
何せ、彼女、大企業をはじめ、数千社のコンサルをし、政治家にも働きかけ、政府も働き方改革と言い始めた。。。
でも、10年後、ほとんど変わっていない。。。それどころか。
皮肉なことに、コロナ対策で残業を一番している政府や関係省庁の人の数、時間数は、日本が世界一だと思う。
でも、成果、効率は、先進国中、きっと最下位。
彼女が10年前に言っていた、ダメな働き方を見事に再現してしまった。
彼女が言っていたことをいつか上げると、
1.日本は、残業時間は世界一、でも一人当たりの生産量は先進国中で最下位。
2.疲れ切った頭で、貧困なアイディアを持ち寄って、延々と会議をやる。 その結果、製品は売れない、帰れない。
3.時間と成果は関係ない。時間の制約がある人は、集中するので、効率がよい。
4.女性が出産で退職すると、年金の資金が減る。
5.長時間労働が、ひいては国の財政を圧迫して、税金アップ、年金減少の負のスパイラルに入る。
これ、日本の外では、全てごくごく当たり前の事。
彼女の言っていること、夢物語でも何でもない。
昔からそうだが、先進国に送られた数千、数万人の駐在員たちは、何を観て、何を日本に持ち帰ったのだろうか。。。
(こういうこと言うから、駐在員の友人ができない。。。)
でも、彼らのインプットが生かされるような、頭が柔らかい経営者がいる風通しの良い会社や政府なら、とっくに変わっているか。。。
今日のニュースで、育児休暇の取得率が5%アップして、10数パーセントに上がったって言ってた。
で、目標は、2025年までに30%達成だって。年4%アップだよ。
まったくやる気なし。
有給の話も全く同じ。
いい加減変わらないと、本当にまずいと思うよ。
このままでは、日本の若者に明るい未来はない。
おまけ。
すごい腹筋。
帰ったらまずこれを真っ直ぐにしなきゃ。