皆さん、こんばんは。
久しぶりの更新になりますが、先ほど第19代の韓国大統領が決まったので、「ハンナの気になるニュース」を載せたいと思っております。
ぜひ「ハンナの気になるニュース」を読んで、質問やご意見がありましたらコメントしてくださいね。よろしくお願いします。
第19代韓国大統領にムン・ジェインさんが当選しましたね。ノ・ムヒョン元大統領以来、今回の選挙結果は野党の勝ちとなりますが、新しい政権はこの5年間どのような動きを見せるのかが注目です。新政権に対する国民の期待が高まっているため、ムン・ジェインさんもその期待に答えられるような政策や発言が大事だと思います。
昨年から韓国社会にいろんなことが起りましたが、次期韓国大統領が選ばれたことによって少しは落ち着きますかね。。
因みにですが、選挙は無事に終わりましたが、韓国の大統領選挙について海外の人々が面白い、または不思議だなと思っていることがあると聞きました。それは、各候補者の選挙ソングです。私からすればいつものことなんで面白いと思ったことが今まで無かったですが、確かに言われてみれば不思議ですよね。各候補者とその支持者たちが歌謡曲の歌詞を変え、歌ったり踊ったりするのはなかなか他の国では見られないことですよね。突然ゆるキャラとかが出てきたりしますしね。。。深刻な大統領選挙なのに、韓国の大統領選挙はお祭りみたいだねという方も周りにいました。
ということで、韓国の選挙ソングについて今日「ハンナの気になるニュース」では少し語りたいと思います。
韓国の選挙ソングは、以外と歴史が長いです。1960年の第4代大統領選挙の時から登場したらしいです。でも、その時代はもっと固い雰囲気の歌だったみたいです。今みたいに国民みんなが知るほどの有名な歌に政党が持つ政治理念や公約を入れて歌詞を変え歌うことになったのは、第15代大統領の金大中元大統領時代からです。その当時、金大中元大統領は全国民が知っている超有名な可愛らしい童謡に歌詞を変えて歌い、話題を呼んだんです。それ以来、韓国大統領選挙では、当たり前のように選挙ソングが歌われるようになりました。Kpopのアイドル曲から童謡、トロット(韓国の演歌)など歌もそれぞれです。
実は、第19代韓国大統領選挙でも選挙ソングの競争が激しかったです。韓国メディアでは「問題は選曲だ!各候補者たちの選挙ソング戦争」という報道がされるぐらいでしたからね。
今回当選したムン・ジェインさんは、韓国で最近一番人気のガールズグループTwice(トゥワイス)の「Cheer
up」を選び、話題を呼びました。早いテンポで中毒性がある曲ですし、大ヒット曲なので、自然と一緒に歌わせるという狙いがあったようです。歌詞も新鮮だったので、少し日本語に翻訳してみましたよ。選挙ソングがどのように歌詞を変えたか、気になった方も多かったと思いますので、ぜひ歌詞を比べてみてくださいね。
*元の曲の歌詞一部分
「わかんない。わかんない。
息もできないんだって。
私のせいでしんどくて。
心臓がキュンって飛び出すんだって どうして?
あの子が言うには私ってすごく可愛いんだって。
自慢してるんじゃなくってね。
さっきは出られなくてごめんね。
友達に会ってたから shy shy shy」
⬇︎ ⬇︎ ⬇︎
「わからない。わからない。
就職ができないんだって。
仕事の数があんまりなくて。
人々が生き苦しいんだって。
貸出金はいつ返せるかな。
私だけではなくて。
あ~新しい大韓民国はムン・ジェイン。
投票をしないと shy shy shy」
元々有名な歌に候補者の政治理念や公約を歌詞にして歌うのはけっこう難しいと思いますが、韓国では国民の心をつかむ一つの戦略として大統領選挙で活躍してます。選挙ソングは、歌が大好きな民族ともよく言われる(韓国のテレビ番組をみると歌番組が異常に多いですもんね)韓国ならではの風潮かもしれませんね。
以上、今回の「ハンナの気になるニュース」でした。