皆さん、今日私はとてもとても幸せの一日でした。

たくさん泣いてたくさん笑ってたくさん感動した一日でしたが、日本に来て私が一歩一歩頑張ってきたことは無駄じゃなかったんだと思い、すごく嬉しいです。

今年に入り、私は誰にも言わず、「角川短歌賞」に応募することを決心しました。とても難しいチャレンジだと思ってはいましたけれど、自分が大好きな短歌と向き合う時間を増やしたい、もっともっと成長したいと思ったので、とりあえず50首の短歌を作り上げようと思いました。

日本に来てNHK「短歌de胸キュン」、そして「NHK短歌」を2年半以上やらせていただき、こんな貴重なチャンスを頂いけていることが毎日感謝でした。また、今年の年明けに放送された「観覧車回れよ回れーモデルの短歌日記」ドキュメンタリーを見てくださった方々から届いたたくさんの応援メッセジーを一つ一つ読みながら涙を流しました。すごく勇気をもらいましたし、もっともっと頑張る姿を見せたい気持ちが強くなりました。その時、私は心と心が繋がる貴重な応援への恩返しをどこかで見せたいなと思いました。結果は全く期待してなかったですけれど、それで角川短歌賞に応募することを決めたんです。







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そして、今日発行する『角川短歌』2016年11月号に受賞作や予選通過作品リストがのせられるお話と聞いたので、今日の午前中に本屋さんに行き、そこで自分が第62回角川短歌賞の佳作に入選したことが分かりました。

目次に自分の名前がカタカナで「カン・ハンナ」と書いていることを見た瞬間、大泣きをしてしまいました。何回見ても信じられなくて、夢のようでした。来日してまだ5年になる私にとって「角川短歌賞の佳作」に入選したことはとてもとても大きなことです。本当にありがとうございます。

私の中ではですね。出演している番組とは少し違って、角川短歌賞に応募する50首は、私をさらに表現したかったです。なぜこの人は日本に来たのか、日本の何が好きで日本で頑張ろうとしているのか、大変なことは無いのか、日本と韓国の間で何がしたいのか、他国で一人で頑張ろうとする理由はなんなのか、そして、離れている家族への恋しさと寂しさの気持ちも短歌を通じて表現したいと思ってました。

57577の31字の中で全ての気持ちを表現することは難しかったですけれど、私にとってこの50首は素の私です。そして、日本と韓国への愛のままです。

私はこれからも短歌をもっともっと書き続けていきたいと思っております。日本に来て短歌に出会ったことは私には運命です。短歌を通じて日本と韓国の間で本当の架け橋になりたいと思っております。そして、日本で学んたこと、日本で感じたこと、日本で出会った人々との思い出などを含め、外国人のカン・ハンナが歌う短歌集を出版できるまでもっともっと頑張ります!

私の短歌集が出版する私の1つの夢が叶える日が来ますように…






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『角川短歌』2016年11月号には、第62回角川短歌賞の受賞作がのせられています。その中には、私の50首ものせられていますので、ぜひ興味のある方はチェックしてくださいね。私の短歌について選考委員先生たちのコメントも書いておりますが、感動のコメントをいただき、とても光栄です。

私は5冊ぐらい買って、一番早く韓国にいる母に送りたいと思います。



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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161025-00000123-sph-ent 



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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161025-00000333-oric-ent


いろんなメディアから報道してくださって、本当にありがとうございました。そして、「短歌de胸キュン」でご一緒に出演しているスピードワゴンの小沢さんと井戸田さんがおめでとうのコメントを送ってくださいましたが、本当にありがとうございます。

同じく「短歌de胸キュン」で共演しているフルーツポンチの村上さんのTwitterコメントと、「NHK短歌」の第一週目の先生、坂井先生のTwitterコメントもありがとございました。



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とても長くなりましたが、最後はですね。私のことを支えてくださった方々へ感謝の気持ちをお伝えたいと思います。番組関係者の方々、ホリプロの方々、ありがとうございます。


日本に来て2年目の時、私はNHK Eテレ「短歌de胸キュン」のレギュラーメンバーになりました。日本語が下手だった時から私を今までずっと育ってくださったNHK Eテレ「短歌de胸キュン」のスタッフさんたちに感謝の気持ちを送りたいです。蜂谷さん、細木さん、清水さん、西牟田さん、柿本さんなど、、本当にありがとうございます。今日一緒に喜んでくださってとてもとても嬉しかったです。私は暖かいスタッフさんたちに出会って本当に幸せな人です。頑張り続けます!!


そして、私の一番の先生、歌人の梅内美華子先生。。短歌を始めたときから今まで梅内先生はいつも私に勇気を与えてくれました。ハンナさんならできる!ハンナさんの短歌集が出版される日がきっと来る!頑張ろう!!と、、落ち込んだ時も梅内先生は優しく私を見守ってくれました。先生に良い結果を見せたくて頑張れたかもしれません。梅内先生が教えてくれた短歌の世界はとても素敵で、私の憧れの場所です。梅内先生、いつも本当にありがとうございます。先生の自慢できる教え子になれますようにもっと頑張ります。心から尊敬しております。


そして、角川短歌賞に応募することを決心した時に誰よりも心強く応援してくださった担当マネジャーさん(大崎さん)にも感謝の気持ちを伝えたいです。日本語の意味がよく分からない時、大崎さんにしつこく質問したり、大量の短歌を見せながら感想を聞いたりするたび、いつも笑顔で丁寧に教えてくれた大崎さんのおかげで私はここまで成長できたと思います。今日誰よりも喜んでくれてありがとうございました。これからもたくさんよろしくお願いします。


また、優しい笑顔を見るだけでも勇気をいただける「NHK短歌」の坂井先生、私のことをいつも褒めてくださって、もっと頑張れるように応援してくださっていつもありがとうございます。先生からもらったお守りも大事に持ち歩いています。これからも頑張ります!!いつも感謝しております。


最後はですね。日本語を読めないですけれど、韓国にいる大好きなお母さんにもありがとうとお伝えしたいです。いつも母のような人になりたかったです。少し遅いスピードかもしれませんが、一歩一歩母のような人に近づいていきたいです。
角川短歌賞の佳作になった「雲の中スピード出して」のタイトルのように、私は今日も雲の中スピード出して母に会いにいきたいです。愛してます。ママ。これからも私はママの歌を歌い続けます。




長くなりましたが、最後まで読んでくれてありがとうございます。皆さんの暖かいコメントにも私は心から感謝しております。これからもよろしくお願いしますラブラブ