アメリカにもたくさん、たくさん、良いところもあります!でも、パート2、とりあえず書き出しました。

 

6.チップ制度:レストランやコーヒーショップで働いておられる方々は、チップが主な収入源だと言うことは承知の上です!ただ、お持ち帰りで頼んだ物にも、いやいや、これにはチップはちょっと出せないよ、と言うようなサービスを受けても、チップはマストなんです。しかも、最近のレストランは自動的にチップがちゃんと入っている場合もあるんです。チップは15%から20%くらいです。。。

 

 

7.とにかく高い医療費、介護費用:日本とは違って、救急車も基本、有料です。6年前に開頭手術をした時の請求書を見て、びっくりしました。日本円で900万円でした。私の入っている保険会社は、大手の保険会社で、色んな治療がカバーされます。それでも30万円くらい、自費で支払いました。高いのは医療費だけではありません。去年、義父を介護しましたが、あまりにも馬鹿げた高額な介護費に本当に、本当に、目玉が飛び出す経験を何度も何度もしました。これは、州関係なく全米どこでも、今大問題になっています。この件について語るとそれだけで3時間くらいかかってしまうくらい。。。老後、かなりの蓄えがないと、アメリカでは快適な老後生活は送れないことは確かです。。。

 

 

8.車の免許なしでは生活無理!:大都市を除いて、基本、公共交通機関は網羅されてません。ですので、大体の州は15歳くらいから車の免許を習得できます。元気な時は車を運転してどこへでも行けますが、病気になった時、一人暮らしの高齢者など、運転できない方々にとってはかなり不便な生活です。ウーバーなどはもちろんありますが、自分で運転できる気軽さを失う生活は、やはりここに住むにあたっては厳しい物があります。

 

 

9.何が何でも自己主張:とにかく、自分の意見をはっきりと、感情的にならず、明確に、ディベートする力がないと、この国ではサバイブできません。それくらい、日常生活を送る上での小さな、あるいは大きな問題を処理する力が必要なのです。本来ならば返金を受け取れるのに、期日を過ぎても振り込んでもらえない、何度も留守番電話にメッセージを残しているのに、全く折り返し連絡がない。そんな日常生活の問題を忍耐を持って、何度も何度も連絡し、そして交渉していく、そのタフさが必要です。

 

 

10.なんでもサイズが大きすぎる:アメリカでは子供用、12歳女児のサイズのジーパンしかフィットしません。女児用なので、子供用のかわいい、おばちゃんの私にはちょっと、と言う物しか履ける選択がない!

 

結局、私がアメリカのここが嫌だな、と思う要因は、自分が産まれてから成長するまで過ごした日本を基準に物事を図っているからだ、と今更ながら思いました。たとえはちょっと違いますが、英語でnature vs. nurtureと言う言葉があります。環境か、生まれつきかと言う言葉ですが、環境が与える影響ってやっぱり大きいのではないか。人生の前半を日本で、後半をアメリカで過ごしている私にはそう感じています。

 

以心伝心何て、ここではありません。イエスはイエス、ノーはノー。そのイエスに秘められた本当の意味はノーなのよ、何てややこしい心理はここでは、働きません。素敵なプレゼントをいただいたときは、サンキュー、でもその後、会ったときに、この前は本当に素敵なプレゼントくれてありがとう、何て言う、サンキューの反芻などはありません。

 

 

嫌だなと思うことも多いですが、住めば都で、アメリカは私の住む国でもあり、アメリカ国籍も取りました。私はクリスチャンなので、クリスチャンとして、この国で生活するには、たくさんの恵みと祝福があること、神様に感謝しています。