ふぅー仕事祭り終わった | 野良翻訳家・HanaBananaの Enjoy Life!
ふぅー
仕事祭り二日間、終わりましたー。
今、ぱんっぱんになった脚を横たわって癒してます。

一応、ピン芸人としてデビュー戦だったのかな、これ。まぁ、子供の使いよりコマシになったかしら。まだ、祭り第二段が待ってますが、ばっちこーい、クオリティ高めていきまっせー。





今をときめくトラノモン。ドラえもんより百年前の型らしいよ。ちなみにドラえもんが青いのは、ネズミに耳をかじられてしまいショックで泣き続けたため、メッキが剥がれたとかなんとか。
このタワー、駅から直結かと思いきや、わりと距離があり、炎天下の中、歩いていたら、靴を通してアスファルトのアチアチが伝わりました。数ミリ浮いて足が汚れないドラえもんも、焼け焦げて真っ黒になっちゃう、トーキョーコンクリートジャングル。

ま、ここも素晴らしい施設にゃ違いないのですが、スナフキン魂な俺的には、コンクリートジャングルの中にも、こう、ちょっと趣のある異空間を求めてしまう。そんなところあればいいなぁと、昔勤めていた辺りなので、うろちょろしてみたら


あった。






オフィス街の中の異空間。


その名も  草枕。


うちの息子の枕は臭枕。


いいですねぇ、名前が流浪びと、そして漱石。





入り口には草が活けてあり、また、石畳のたたきが、オーナーが趣味人であることを物語っています。





心がしんとなるオブジェ。


店内は、鰻の寝床を渋く、そして深く意匠を凝らして。











建築の本、歴史の本、ピューリッツァー賞受賞写真記録、面白そうな、市井の本屋で気軽にない本がずらり。カウンターの下の部分にも文庫本が並んでいます。





珈琲は、濃いめ、薄めなどのチョイス。
食器もね、写真でわかるかどうか、でも、この色合いとか薄さとかで、あれ?なんか違うぞって思うのですよ。

と、思ったら、やはり、大倉陶園のものでした。セーブルのブルー、オークラのホワイトとして賞賛された、宮内庁御用達、また、旧きよき日本のホテル、富士屋ホテルのオリジナル磁器のメーカーです。ううむ。これを選ぶとはオーナー、お目がたけぇ!
高いきらびやかなゴテゴテ食器×ゴテゴテ内装=単なる成金の田舎者でかえってご趣味を疑われますが、このチョイス、このインテリアセンス、洗練という言葉があてはまるお店です。そこに私が汗だくスーツで座っているのは別として。


夜はバーになるそうで。

こんな場所も、もう(とっくに)大人なんだから似合うかも。夜もいってみよう。


仕事祭り、髪の毛振り乱しながらも、こんな大人な隠れ家を見つけて、嬉しくなりました。


疲れたけれど、楽しい祭りでした。