岩壁は自分でのぼれ! | 野良翻訳家・HanaBananaの Enjoy Life!

時が流れるのが速くて、やだビックリな6月です。
この分だと2013年下半期もあっという間、気づいたら年末でしょうね。
心して歩まねば、時間はなんとなく過ぎてしまうもの。
もうこの年齢になると、時間の貴重さがわかってきて
やれること、やりたいことのバランスが危うくなってきます。



今の会社で働くようになってから、ポジティブなことは追求しますけれど、
ネガティブなことに足踏みをする暇っすらねぇっす。っぱねぇっす。
さすが、戸塚ヨットスクー○と言われるだけあります(超スパルタなのです)。
up or outの世界なのです。



数年の苦労とここで働くようになって感じるのは、
ネガティブな事象に囚われることすら、拘ることすら、
「あぁ、ワガママだったな、だらしなかったな自分。

もったいない時間の使い方しちゃったかな。」
ってことです。
生きていれば、予期しない辛いこと、悲しいこと、
苦しいことがあるにきまってますが、
自分だけが辛いワケじゃない、誰にでもあること、なんですよね。
また未熟ゆえ、間違った方向に進んで、痛い思いをすることも
多々あります。



人って「楽したい」動物ですし、努力はおおむね痛みを伴うものですから、
言い訳して不幸から脱却もしなかったり、同じ失敗を繰り返したりしながら、
傷つけられて、可哀想な自分に浸っている、ヘタしたら何年もね。
ブログってその点、可哀想な私を肯定してくれる仲間も出来たりするし、
そういう自分に気づかない道具に成りえますよね。



もちろん、同じような体験をして辛かった気持ちを
共感できる友人はバーチャルにせよ、リアルにせよ大切ですよ。
でも、自分を肯定できる場ばかりに居続けること、
そうゆう知恵ばかりついちゃうことって、
結局、成長が無い、いつまでたっても皮が柔らかい果物みたい。
嵐にあったら傷んで、熟さずにいつか腐って土に還る。。。
(うわー、やだそんな人生)



被害者であることに甘んじているだけでは、
いつまでも傷はいえないと思います。
もちろん、起きた問題の程度にもよりますヨ。
ここで言ってるのは、もちろん犯罪レベルではなく、の話。
自分でナントカできる範囲のこと語ってるから
ヤボで能が無いツッコミ無しで。



自分を本当に大切に思うのであれば、自分の周りの家族や友人を
大切に思うのであれば、目の前にある山に登ることを諦めてはならない。
ずーっと奈落の底で他人を責めことこき下ろし呪詛しつつ、
そうやってでもいないとリアルな生活乗り越えられないとか、クダまいてるヒマあったら、
岩肌に指かけろって話。落ちたらまた登れ、頭使って違う登り方しろ。

崖に突っ立ってても、船越英一郎は説得しにきてくれねぇよ?



頂上に登りきった時の、まだ感じ得ぬ快感と、見たこともない素晴らしい景色、
そういう達成感は、毒を撒き散らしてるのとは比べ物にならにほどの快感。
また、当面、回避できない自分だけの問題で、越えられない壁があるにせよ、
その状況で自分が出来る最大の努力して、幸せに感じられる力を蓄えた
ほうが、自分のため。他人がもたらす不幸でも、温存するのは本人だもんな。



こうゆう話を書く時は、自分への叱咤激励って意味合いが一番大きいでーす。
四の五の言わないで、頑張れ、オレっす。



ところで、芸能人になりすましたフィッシングメールで
たくさんのお金を騙し取られてしまう事件が取り沙汰されていますが、
なんだかなぁ、何故騙されてしまうのか、それとも騙されたのうっすらわかっていても
止められないのか、よくわからないなぁ。
って話を息子としていました。



先日、息子が自分の父に、父の日の感謝メールをしたのですよ。
で、けっこうな年数、事情があってリアルに会っていなかったので、
最近、自分で考える力や、とっさの判断力がついてきた息子に、
「そろそろ会ってみたら?」と去年あたりから、打診をしていたのですね。



何でもね、無理強いとかごり押しは、出来るだけしないんですよ、俺。
親の考えと子供の感じ方は、違いますし、押し付けたり決め付けたりすると、
自発性が損なわれるので。
感動の再会をプロデュースするのは、息子、貴様の手でやるのじゃー!って。
オイラは裏方っすよ。
父親との再会に、オイラの出る幕なしでしょ。



息子は、「うーん、でも先方もご家族の都合があるだろうし」とか
「今ひとつ、勇気がでない。何を話したらいいんだろう。」とか
大人と子供の狭間を行き来して、躊躇していたんですね。



とはいえ、長年、養育費を支払い続けるって、責任とは言え、やっぱり大変なことだと
思うんですよ。没交渉ではありませんが、長々とメールでやり取りはしていても、
お互いに(いや、今更、私が先方のことアレコレ思うのも行き過ぎた話ですね)、
息子に一人の男として成長していく上で、もしも会える余地があるのなら、
父親との関係を彼なりに作っていくのは、良いことだと思います。



で、やっと、



「なんつって書こうかなぁ~。うーん」

と言い出したんですね (カッコ内はオレの心のつぶやき)。

(おぉ!やっと勇気が出たか!そうだ!岩肌に指をかけろ!
その岩壁を登り、頂上を目指すのだ!自分の手足でぇぇぇぇぇ~!!←大げさ)




ポクポクポク・・・(脳内で一休さんが考える音を鳴らしています)
って、しばらーくスマホ見つめて悩んでいて




「そうだ!(チーン)」





と、閃いたらしく
(いよいよ感動の再会の一歩か・・・)




「こうゆうのどう?

僕とリアルで会ってお話しませんか?詳しくは。。。って

サイトアドレス載せるっつの面白くない??」




・・・って、ネタかよおい!!




さてさて、感動の再会になるのか、面白い再会になるのか
わかりませんが、新しい歴史が始まる良き日になりますように。
ママはお祈りしてますにだ。