HKBが自覚すること(長いぜ?) | 野良翻訳家・HanaBananaの Enjoy Life!

えいけいびぃの総選挙とやらで、朝の情報番組が占拠されとって、
もうすぐHKB(閉経ババア)な俺様には、

「へーサシコーほー」とテンション低くて
大変申し訳ないのですが。



去年、男女交際バレで地方に飛ばされた人が1位になったり、
卒業を宣言する人がいたり。
何だか、ザ・ニッポン、サラリーマンみたいだなぁと。
頭丸めるのとかも、ありゃヤラセなのか本気なのか知りませんが、
どっちにしても、どうかいな?とは思いますが、
やらかしちゃって地方支社に転勤、や、脱サラして独立みたいですねー。



46歳ともなりゃ、HK(へいけい)だけじゃなく、

自分の老後がうっすら見えてきますよね。
学校卒業してウン十ウン年ともなり、皆様、必要に応じて働いたり、
働いていなかったり、様々だとは思いますが、
オイラ自身がリーマンとして働き続けているので、おのずと働いていることヨリで
書いてしまうこと、お許しください。




組織で働くということは、自分の何かしらの技術や知識が
その組織にとって利益になることです。

一方、独立独歩で働く方もいらっしゃいますが、
自分が持っている技能や知識が
商品になるかどうか、です。
自分のスキルを、組織という媒体を通さないで、ダイレクトにお金と
等価交換できるか?ということですよね。




で、親方日の丸の時代が、ある程度の年数続き、そして国民がほぼ、
中流クラスが多くなった日本では、組織にお勤めすること=安定の図式であり、
何の疑問も抱かずして、高校、大学を卒業して、企業に就職することを
目標にする人が多くいたと思います。もちろん、今も、それを目標にしている
学生さんはたくさんいます。




が、今ある大企業が10年後も大企業でいられるか、もしくは、
今ある企業の給与体系が10年後も同じでいられるか、
それは誰も保証できませんし、
世界経済が低迷して、これぞという解決策が見つからない今、
また、アジアの中で孤立しつつある日本、
現状を保つのは、なかなか難しいという可能性も大です。
そういうことは、当事者の学生さんは、我々HK(へいけい)世代よりも
もっと切実に感じていると思います。




同時に、我々HK(へいけい)世代にしても、老後を考えると、決して明るくはありません。
年金が自分が何歳の時に出るのか、
それまで自分は収入があるのだろうか、
これもまた、難しくなってくること避けがたき流れでもあります。




きのうですね、たまたま「今でしょ!」の林先生が、落ちこぼれヤンキーに
勉強を教える・勉強をする意味を教えるというTV番組がやっていて、
いつものごとく、流し見ていたのですが。




非常に印象的だったのが、




「ボクは好きなことで成功することは出来なかった。
でも、これだったら勝てるっていう仕事でなんとかなった。
いっぱい負けたから、それに気づいた。
負けて負けて、可能性をどんどんどんどん消してきた」




という言葉でした。




林先生は東大法学部を卒業して、長銀に入行するも
「ここ、もうすぐつぶれるぞ(当たったよ)」と思い、
脱サラして起業しました。
うまう行くと自信満々で臨んだものの、もともとのギャンブル好きも高じて、
借金はかさむ一方、社会人としてスタートして間もない頃に、
1800万円の借金を背負ったそうです。




で、「これだったら」と学生時代に家庭教師をした経験から、
塾の講師となり糊口をしのぎ、借金を返しただけではなく、今や引っ張りだこ。
きのう、おちこぼれヤンキー達相手の公開授業見たけれど、
面白かったです。人気者になるはずですね?
最初は、官僚や大企業で将来を約束されて働く東大の同級生に
塾の講師なんて、引け目を感じて言いづらかったそうですよ。




成功をおさめた先生は、もともと賢かったのかもしれませんが、
生まれたまんまで、何の努力もせず、賢い人なんていません。
地頭が良かったのかもしれませんし、ご実家がお金持ちで
成功者になる環境と機会に恵まれていたのかもしれません。




が、本人が持つ既得権みたいなものをを理由に、
「だからあの人は成功してアタリマエだ」
なんて言い切るのは詭弁ですよね?




本人は、成功するに見合う努力をしてるんですもの。



いくら地頭が良かろうと、環境や機会に恵まれていようと、
何もしなかったら、凡人、またはダメ人間になります。
だって、いっくら良い大学出たって、社会で貢献してなきゃ、
意味ないじゃないですか。




同時に、「あの人は恵まれているから」と何もしない人は、
もしくは、人の幸せを羨んだり、疑ったりしている人は、
自分なりに自分の道を作ることをごまかしサボって、
放棄しているだけだと思います。
ひっじょーに勿体無いことしてると思いますね。




成功の道を掘り出していくには、努力やガマンが必要です。

一足飛びに、フライングゲット できるワケがない。




たとえば、目標、やりたい事があって、それを一人で成し遂げようと思っても、
独立して喰えるようになるのは、ひと握りの人たちです。
独立して、自分の好きなことで喰っていくということは、
組織にいれば、組織が肩代わりしていた
様々な困難や問題がダイレクトに自分にふりかかり、
それを片付けていくのは、組織の力ではなく、
たった一人、自分の力だけ。組織で何人の人とコラボレイトして、
コミュニケーション取ってウントコショーとモノゴトを進めるのも
時間と労力が必要ですが、個人事業も、人力が一人なのですから、
時間と労力が違う形でかかります。




それをも想像もできずに、いや、せずに、「会社を辞めて独立したい」なんて
まだアラフォーであれば、軽口で言ってもいいと思うんですよ。
俺もさんざん言ってましたし、何回もトライしようと
していましたけど。
でもね、年齢を重ねれば重ねるほど、
自分だけならば喰うや喰わずで
目標だけのために頑張れる余地があるとは思いますが、
家族を養っている身では、そう簡単にいかない、
自分の動向1つが、家族の命運握っていることの
責任と自覚が年々大きくなっていくものですから、
「独立する」「自分のやりたい事で喰えるようになりたい」の
重みが違ってくると感じています。




もちろん、やりたい事が特になくて、でも働かなければならない人もいます。



お金を稼ぐって事はですね、天からお金が降ってはきまへん。
また、漫然とただ働いているだけでは、いずれ、用無しになっちまいます。



もしくはですね、働く=生きると言い換えても過言ではありません。



ただ、漫然と生きているだけでは、

いずれ用無しになっちまうのですよ


恐ろしいですねー。でも、ちゃんと現実見ましょうよ。




自分のいる組織が斜陽になろうとも、
とりあえず寄る大樹があるから、そーっとそーっとやり過ごそうと思っていても、
いつ木は朽ちるかわからない。
現実見て、もう1本、保険の道を自分でつくったほうが良いでしょう。



または、夢見る夢子さんの如く、使いまわされた常套句、
「この苦労は意味のあるもの!」「願えば適う!」「引き寄せ」のような、
努力をしていれば安心・大丈夫を煽るような言葉に酔いしれている人って、
ちゃんと現実見ているんでしょうかね?
いるっしょ?努力してる私アピールするFBとかツィッターのつぶやきする
いい年こいた人。



女性だと、「金麦飲んで待ってるからー!」のCMの
ダンレイ的な、着ざらしの木綿のワンピとかノーメイクとか一生懸命とか
ナチュラルとか天然とかアピっちゃう、自然体な私!みたいなのー。
偏見ですかねぇ、俺、あのタイプの女、サブイボたちますが。
いないと思うでしょ?結構いると思いますヨ。
俺の根性がひん曲がってるだけですか?




もとい、もっとシビアに現実の自分の役割や実力を判断して、
3年後、5年後、10年後、20年後の絵図を描いて見つけていかないと、
若くて体力気力が溢れる時代は、明後日の方向に努力していたとしても、
やり直す時間も体力も気力もありましょう。
でも、50代、60代が迫ってくる年代であれば、余計なことをしていられません。
かといって、「もうこのまんまでいいわ。」なんて、日常に押し流されるには、
棺おけ入るまでのインターバルは長すぎる。



で、「今でしょ」の林先生が”努力”について、的確な事を言ってました。



努力は裏切らないって言葉は不正確だ。
正しい場所で、正しい方向で、

十分な量なされた努力は裏切らないという言

い方が正しい。」



この年齢になるまで、あれやこれや、自分の人生のハンドルを握り、
操作するのにストラグルしてきた私は、いやまじ、この言葉を聞いたとき、
ヒザをうちましたよ。



そうそう!努力すりゃいいってもんじゃないし、願えば適うとか
世迷言で自分を騙そうとしないで、今ある自分が、何が出来るかを冷静に見据えて、
それをやっていくこと、なんですネ。



おいらも翻訳家一本で稼ぎたい、
しかしながら、やってみたいこと一本で、

今のトコロ一家は養える金は稼いでこれません。
だから、今まで積んできたスキルが役立つところ、
等価交換できる場所で、キャリアを積む努力をすれば良いのです。
かといって、やってみたいことは諦めません。
なぜなら、今やってる仕事と、まったく明後日の方向の目標かといえば、
そうではありませんから、機を作り、逃さない努力をしています。




また、こうも言ってました。




好きなことはお金を出して趣味でやればいい。

仕事は、自分がやるべきことをやる」




ほんっと、そうですよねー。
仕事=趣味なんつぅ甘いモンじゃないですよ。
楽しんで仕事をする?辛酸含めての仕事ですから。
必要なお金は稼げているのか?
その仕事で、納税の義務は果たせているのか?
金を稼ぐということは、テメエの生活を支えながら、

同時に受注者(組織やお客さん)の
ニーズをかなえ、その上、税金を払って国を支えるという三本の柱から
成り立っているわけっすよ。



長々と語りましたが。。。



マジでHK5秒前のババアの私達、

冷静に自分を見る目持ってますかー?





堅い話題の後は、一服の清涼剤・・・ウソ、笑いをどんぞ~。

世の中には、服を着たほうがいい存在と、

そうではない存在がいるということでございます。

<見てください>
http://matome.naver.jp/odai/2137069394148523601 ?