お、終わった・・・命が。嘘ですが。
終わったのは、運動会ですが、もう命懸け、シャレじゃなく、死ぬかな?と。
まずですね、私、ナメテいたんですよ。まさか、大の大人が集まって、本気で競いましょう、なんて有り得ないでしょうと。それに若い人が多いので、適当にてれてれ参加しときゃいいよな?くらいに。
でさ、開会式とかあって、お決まりのスピーチ。わが社の特色として、どいつもこいつもスピーチが上手い!真面目な深いことを言いつつも笑いもとり、一時間くらいプレゼンしていたけど、エンタテナーみたいだから、ショーみたいに面白いんですね。
で、開会式が終わり、まず、準備体操。
外資系と言えども、ここはラジオ体操第一はじめ~(笑)
で、音楽が始まり、普通、「腕を広げて~深呼吸~」って日本語ナレーション入るじゃない?それが、全部、英語だったの!「オープンクローズ、オープンクローズ」とかって、もうおかしくっておかしくって。
でもね、感心したのは、日本育ちの日本人は、全員、我々40代も若い世代も一子乱れず、完璧に覚えてるもんなのよ。ラジオ体操なんて、高校生以来やってないのに、まったく間違えなくできたよ。
さ、体の暖気も終わったところで競技スタート。1チーム15人のチームに別れて競うのですが、私のチーム、7人しかおらず。仕事で来れない人ばかり。で、うちの会社、大変、仲間意識を重んじる社風であり、なおかつ仕事も遊びも隔てなく真剣に力を出しきるのが美徳なんですよ。もちろん、そうゆうところが、私は働きやすい一番の理由なんですがね。
で、最初の競技はタマ入れ。とにかく、真面目ですから、いかに無駄なく玉を入れるか、戦略を練る。我々は二回戦目だったので、一回戦を見ながら、玉を足下に集めようとか、なんとか。ほんで、いざ出陣!もうね、和やかな雰囲気なんて欠片もなく、口は笑ってますが、目が真剣。投げて投げて投げまくれー!たぶん現役小学生の時より、投げたね。
おかげで、二回戦チームの中では一番!
この1位という肩書きが、さらに戦意を掻き立て、次の綱引きの戦略会議。したら、一人、「僕、大学の時、綱引き部でした!」という若者が!どよめく私達。早速、プロの綱引きスキルを伝授。まず、綱を真っ直ぐ引っ張ること。綱を抱え真っ直ぐ引っ張り、後ろに思い切り倒れ、空を見る!これが極意。しかしながら、我々チームは、男子はスリム、女子もスリムで小さめと、かなりハンデが!対する相手チームは、屈強なツルッパ外人二人もいる、見るからに獣なヤツラ。笛の合図でスタートしたら、あっという間にあちら側に引き寄せられ、後ろに倒れるどころか、前のめり、あかん、これはもう敗退か?悔しい!毛とうめ!と心で叫んいたところ、相手チームが倒れるというアクシデントにより、棚ぼた勝利。
神は我々を見放してないぞ!
次はなんだ?大縄飛び?
よしこい!
力を合わせてタイミングも合わせて、さぁ、跳ぶぞ!仲間よ!そうだ!いいぞ!もっと!もう一回!やあっ!ほいっ!よいしょっ!あらよっ!ってか、まだ?終わりのホイッスル、まだなの?私ね、チームの中で最年長なの。ってか、全体的に見ても、参加者の中でかなり高齢なのね?でもって、ここ何年も貧乏暇なしで、体を鍛えるなんて運動してないわけ?お金を惜しんで歩くくらいの運動くらいしかしてないわけね?最年長で足を引っ張る訳にいかないって思って、若干、皆様より高めに跳んでるわけ。だから、もう、足の感覚がなくなってきていて、おまけに、昨夜、夜中に足が吊ったのよ。だから、右足のふくらはぎ、おかしいわけ?ねえ、他のチームは引っ掛かって、ノーカウントにされて、一から跳び直ししてるじゃん。でも私達、ノンストップで、明らかに勝ってるじゃん?もういい加減、誰か引っ掛かろうよー!と思ってたら、引っ掛かりました、たぶん私(頭が朦朧として記憶にない)。
そんなわけで、縄跳びも1位。
そして次は、小さい台に何人乗れるかな?ゲーム。これも、難なく成功。
が、もうこのあたりで、足が痛くて、また金曜日ということもあり、疲れがハンパネエ状態。次はリレーだっつんで、これはさすがに棄権したわ。子供の運動会で張り切ってアキレス腱切っちゃうお父さんみたいになっちゃうよ、おれ。今日参加できなかったボスに「怪我しないでね」って言われてるし。
で、結果、予選1位通過。
が、決勝戦、痛恨のバトン落とし(さすがに決勝戦は疲れて転んだりする人続出)で、順位は下がりましたが、総合二位でした。
その後のカッチョいいレストランでのパーティーは、足腰がやばかったので、オイトマしてきたわ。ミッドタウンの近所のメルセデスが期間限定で出してるカフェで、興味はあったんたが、マジでお陀仏5秒前、あと五秒いたら、天に召されそうだったんで、おとなしく帰宅いたしました。
いや~、まいったまいった!