K-20感想 | 野良翻訳家・HanaBananaの Enjoy Life!

おぉっ!息子の学校が始まってない我が家は、

まだお正月気分だけど、世の中はお仕事始めなのね~。


麻生君の年頭挨拶における書き初め、

安心・活力

まるで、生命保険のコピーのよう。

だけど、与党の皆様も、野党の皆様も、

政権で争っている場合ではないのだよ。

相手が出した政策の揚げ足をとってるのではなく

政治家も官僚も、

国民の生命保険になってくれにゃ

それくらいの、懐の深さが求められているのだよ。

全員が一丸となって、

危機を乗り越えていかねばならん時代なんじゃね?


あら、まともな事言ってしまったわ (・・。)ゞ



1つ前の我を失いまくった記事で、

今度発売される翻訳本について書いて、

ご親切にも有り難いことにも、予約して下さったり

ご興味を示して頂いたり

おめでとう!を言って下さったり

本当に本当に有り難うございます!

心から感謝いたしますドキドキ


発売直前から、また我を失い始めると思いますので

どうかまた、お付き合い下さいませ。



で、先日書き損ねた、金城武主演「K-20」の感想、

「是非~」というお声がかかりましたので、

ちょっと記してみようと思います。


だけどね、あのぉ、金城君のこと、もう身内として見ているから

全然、ニュートラルな評価ではないことを、お心にお留めおき下さいますよう。

だって、未来の亭主なんだもの~ (//・_・//)


まず、金城君以外で、予想外に「おぉっ」と思ったのは、

お話が始まる前の

オープニングロールに使われたアニメーション

これ、なかなかイケてるアニメーションでした。

「Always 3丁目の夕日」のスタッフさんが多く関わるこの映画、

架空の街「帝都・東京」のシーンだけではなく、

オープニングロールにもかなりこだわったそうです。


ストーリーは、現実の東京ではなく、身分制度から脱せず、

華族などの一部の人々が権力を持ち、

ほぼ大半の人々が貧困に苦しむ

帝都・東京が舞台となっています。


そんな帝都・東京では、数々の一流の美術品、発明品を盗む

盗賊、20の顔を持つ男、通称怪人20面相が暗躍しています。

それを追う、名探偵・明智小五郎(仲村トオル)との

バトルは、上流階級、下層民双方の唯一の話題。


我が亭主・金城君が扮するのは、

しがないサーカス団の曲芸師・平吉(ヘイキチだって、ダサッ)

ある日、彼のところに、カストリ雑誌の記者が訪ねてきます。


「今度、行われる、明智小五郎と華族のお嬢様(松たか子)の

 結婚式の写真を、こっそり撮影してくれないか?」


迷う平吉の手に、記者は大金を握らせます。

病気のサーカス団長に薬を買ってあげたい平吉は、

結婚式場である、帝都のシンボルタワーの高層階によじ登り

撮影をしようと、借り受けた写真機でシャッターを切ると・・・・


あとはお楽しみ~。んふふ~。


お話自体は、エンターテイメント映画だし、

そんな洒落たヒネリなぞ用意されていません

が、最後にお約束のどんでん返しはありますぜ、旦那。


見所金城君と(←私だけ?)、帝都の街並み

これ、セットなの?ってくらい、凝っているね~。

あと、スタントばりばりの、金城君アクションシーンもなかなかでした。

怪人20面相と闘うために修行しているシーン、

子供だったら、ちょっとやってみたいなって思うだろうな。


映画の全体的な雰囲気を、数式にしてみました。


Always3丁目の夕日バットマンスパイダーマン- 3 

 K-20


っつぅところでしょうか?


役者さん達が、力入ってなくって、遊んでいるなって所が良かったわ。

なんつっても、金城君が松たか子扮する華族のお嬢様を

ロープにつかまって、かっさらうシーン

萌え~萌え~萌え~

殴られてボッロボロになっている金城君萌え~萌え~萌え~

黒装束の金城君に、萌え~萌え~萌え~


終わってから、ずっと牛のように

モエ~、モエ~、モエ~って

ふざけて言ってたら、

息子が無言で、走って逃げちまいました。


あぁ、さらわれたい。

いいや、もう我慢できねぇ。

ワシが怪人20面相になって、さらいにいくっ


白いドレスに身をつつんだ金城君を、

ヘリから下がった縄につかまりながら、

ガッチリびっくりとホールドし、


ワーッハッハッハッハッハッハッハ


って、20面相らしい笑い声と共に、去るんだもーん音譜


さぁ、捕まえられるもんなら、捕まえてみな、明智君


・・・って、明智君って、だれぇ~?????

↑実は、この1センテンスが、一番の映画の見所が隠されてです。