漫画を描こうと思う。

夏になると、毎年思うんだよ・・・

小学生のときから、毎日じゃないけど、

一年も二年もやらないときもあったけど、

一応描いてみたりしてるんだ。

ノートにえんぴつで落書きするだけだけどね。

気持ちが完全に冷めて、

もういい。諦める。

って何度も何度も思って、

ほとんど頭から存在を排除して、

別のいろんなものに興味を持って、

その全てを中途半端に終わらせてる。

中学生のときに漫画家になりたいと思った。

世間を知らなかったし、ていうか今も

知ってるとはいえないんだけどね、

ただ普通の会社員になることから逃げたくて、

その頃からもう生きるのが苦痛で苦痛でしょうがなく、

漫画家なら人と接しなくていいんじゃないかと、

今にしてみると全然そんなわけないし、

そもそも話ひとつつくれないから、

本当に口だけだったんだよね。

それでも頑張れば、多少無理しても、

何か一作、つくってみたいと、

夏はとくに思ってみたりするんだ。

でもね、つくろうと思っただけでもわくわくするし、

もうそれでいいんじゃないかと思うんだよね。

人に見せるかどうかは二の次で、

漫画というものとどんな形でもいいから接して、

それで自分が楽しけりゃそれでいいのだ。

少なくともそれが根本になきゃ、

人のためなんてのはうそなんだ。

もうほとんど完全にプロを諦めた。

プロにならなきゃ漫画描く意味なんかないなんて

思ってしまったけど、

最近、趣味でもいいかもなあと思ってきた。

毎日細々と続けている。キャラ一体だけの日もある。

全然面白くもなんともない日も多い。

そういう日が半分以上だよ。

なのに毎日やるんだということだけで続けて、

稀に、ああ、続けててよかったって、

しみじみ思えるときがある。

その程度でいいんだよな。