五重塔心柱建柱作業

五重塔施工写真の中にあった一枚です。

 

ブログの練習中がよくわかる一枚になりました。写真は縦長なのですが横にしか貼れないみたいですみません。
五重塔の心柱は、四層目まで外部の壁や屋根ができてきた段階で、足場にある、仮設の屋根を開けて上から吊下げて立てます。
 
この作業、昔はどのようにしていたのでしょうか?
 
私達も心柱が立った後に避雷針の配線を心柱に配管配線をしました。
心柱には、文字が書かれており、交わしながら天辺まで配線を伸ばしていきます。
後世に残すために傷めないよう慎重に行いました。
複雑な構造の中、作業員は大変な作業です。
 

梅の季節目前、ライブカメラを設置しました。春も目前かな?

昨日、宝塚の中山寺様 境内にある梅林公園に梅の開花をライブで伝える、期間限定ライブカメラを設置しました。

2008年に当社で工事をして、毎年この時期に造園業者の担当者さんと梅を選んで写りを考えて設置します。このカメラを設置すると春目前と気がします。

境内のライブカメラは、色々な風景を見て頂けるように多くの所を写されていますが、とにかく広い境内です。映像信号の伝達距離も数百メートル単位です。 当時から光ケーブルを設置しておられます。参拝をの方がの目線に立ち、様々なサービスを行われています。 我々も遅れをとらないよう、様々なご要望にお応えする技術を日々勉強しています。

此方も当社の技術を生かした当社サービスの一つです。http://global-e.jp/

 

 

 

 

 

 

 

工事期間3年掛かりました。兵庫県宝塚市にある中山寺境内に四百数十年ぶりに復活です。      ライトアップは、建物の色味で光を変えるとイメージが変わります。

この写真は、ライトアップの調整のための試験点灯の時に撮影しました。            左に写る多宝塔(大願塔)、 二重の塔のことですが、此方は平成19年に落慶しました。

五重塔は平成29年3月に落慶法要をされます。

大願塔は、朱色に白い漆喰塗りのきれいな赤色系の建物で、ナトリウム灯の電球色系(黄色)の色でライトアップされています。                                     五重塔は、寺院建築ではあまり見られることのない、紺色、白色、一部分朱色の建物で、青色のさわやかな感じを出すために、LEDの白色でも青みのかかった白色を採用しました。

ただ、こちらの色目は年中行事中でも多くの人々集まる行事の時限定になりました。     近くではっきりと見せるための色味としてはよかったのですが、遠景ではボケて白ばっかりが目立ってしまいました。そこで、普段(毎夜)は、LEDの電球色(黄色系)と白色のMIXで照らすと、遠景でも見やすくなりました。  

青空の下、輝く太陽光は一色ではないということです。 

洋服、持ち物を照らす太陽光は、色々な色の混ぜ合わせ。

太陽光は色々な色に最適な発色の光をもって照らしてくれています。                            単色では無いのです。

少しずつ、色々な色の光を足して、最適な明るさを作ることで、遠くからでも見やすく雰囲気が出せる。

今回のライトアップは、わかっていてもなかなか出来なかったことを再現させていただきました。

光は奥が深いですね。商品展示や、お部屋の飾りつけには、見せたい色があるはずです。 明るさを考えて、少しずつ、色の違う光を当てると見え方も変わりますよ。