名字の語源の話(安藤編) | はんこ日和

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【名字】安藤

【読み】あんどう,あんとう,やすふじ,あどう,あとう

【全国順位】 69位
【全国人数】 およそ228,000人

 

【名字の由来解説】

 

語源は「安」は安部氏、「藤」は藤原氏を表している。
家紋は藤、安の字など。
 

「安藤さんは安倍氏と藤原氏の合体かな」

「そう。安倍さんは第八代孝元天皇の流れをくむといわれる東北の古名族。ただし安倍(あべの)貞(さだ)任(とう)のとき源頼義と戦って滅びた。一方、奥州藤原氏は第三八代天智天皇の重臣藤原鎌足(六一四―六九)の流れをくむ藤原秀郷将軍の子孫という。安倍氏が滅んだあと、奥州(東北)を支配して平泉の金色堂を建てた。この両者にゆかりのある家やあやかった家が安藤さんと名乗ったんだよ」

「どちらも東北では抜群の知名度よね」

「そうさ。だから安藤さんも中世には津軽地方を本拠にして豪族となり、蝦夷地と呼ばれていた北海道を支配した。これを津軽安藤氏という。江戸時代に蝦夷地を領した松前氏の始祖武田信広も最初はこの津軽安藤氏に従っていたんだよ」

「安藤さんはその後、どうなったの?」

「戦国時代には安東と称し、江戸時代になると秋田に改めて三春藩(福島県三春町)5万石の大名となった。また下国(しもくに)と改めて松前藩(北海道松前町)の重臣になった家もあれば、湊(みなと)と改めて盛岡藩(岩手県盛岡市)南部氏に仕えた家もある。ほかの一門は安藤・安東と名乗って子孫を増やし続けた」

「江戸時代には安藤さんという大名もいたわよね」

「いわき平藩(福島県いわき市平)四万石の安藤さんだね。この三河安藤氏も津軽安藤氏の一族という」

 

 

 

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