こんにちは、ガネーシャJr.です。
千葉ニュータウン中央駅の南東にある県立北総花の丘公園の真ん中に大きな戸神川防災調整池があります。

千葉ニュータウンが造成される前は、戸神川の細長い谷津田でした。大昔は香取の海の印旛浦に面した地域で、縄文時代から人が住み着き遺跡も発掘されています。

戸神川防災調整池付近の1976・1981・2010・2025年の航空写真です。

1976年には戸神川上流の谷津田が1981年には防災調整池になっていました。
北総花の丘公園開園した2000年頃には木に囲まれ人が侵入出来ない調整池になっていて、ニュータウン大橋からだけしか眺められない神秘の湖の雰囲気でした。

そして戸神川防災調整池は多くの水鳥達の集まる楽園になっていました。

北総花の丘公園が開園して、野鳥観察舎も造られました。
ガネーシャJr.は鳥の知識がありませんが、カワセミとオシドリと白鳥や鴨は見ました。

県立公園の野鳥日記によるとオオハクチョウ・オシドリ・オオミズナキドリ・コガモ・ホシハジロ・カルガモ・マガモ・バン・トモエガモが確認されたそうです。
その頃はニュータウン大橋を渡る度に水鳥を眺めるのが楽しみでした。
2010年頃からカワウの繁殖で南東部分の木が糞で白くなり、徐々に広がりました。

2018年頃からは東側全面と北西にも繁殖拡大、2020年頃から白鷺も繁殖を始めました。

そしてニュータウン大橋からもカワウの子育て風景が見える様になりました。
秋から春にかけては川鵜、春から夏は白鷺の大繁殖で川鵜と白鷺は増え続けました

川鵜と白鷺が増え他の水鳥は殆ど見かけなくなり、調整池周辺は川鵜と白鷺の鳴き声と糞の匂いが充満、周辺地域の車と洗濯物に鳥の糞害被害を被りました。

以前水鳥を眺めたニュータウン大橋も匂いが充満し地元民の不満が最大になってやっと県の行政も動き始め、昨年に一部の樹木伐採と水辺に張り出した枝を切りました。
正式な結果はわかりませんが、今年の冬は少し川鵜の繁殖が減った感じがします。橋の上での臭いも弱冠減った気がします。

これから白鷺の繁殖が始まります。今後はどうなるか見つめていきたいと思います。
そして今年の冬はたくさんの川鵜もいますが、久しぶりに鴨の姿が見れる様になりました。白鳥も戻ったの情報もありました。

川鵜や白鷺も貴重な水鳥ですが、数が増え過ぎて被害も感じると少し嫌になり、以前見られた鴨や白鳥の水鳥が恋しくなります。
昔の多くの水鳥が集う調整池が懐かしく思うガネーシャJr.でした。