印西里山を彩る妖精達、大型蝶の魅力 | ガネーシャJr.の印西暮らし

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2015年迄印西市ではんこ屋を営んでいたガネーシャJr.と申します。角膜と硝子体の目の病気ではんこ屋を閉店しました。
里山と近郊都市の両立する印西市が大好きで、市内を散歩しながら見た事や行政に感じる事を個人的見解で書いています。どうぞ宜しくお願い致します。

こんにちは、ガネーシャJr.です。


印西里山では美しい妖精の様な、10cmを超す大型の蝶を見る事が出来ます。

大型蝶の代表はアゲハチョウ科の蝶達です。

アゲハチョウ科の蝶は民家の庭の花にも飛んで来ますが、飛ぶのが速い蝶です。勿論採集も難しいですが、撮影も難しいんです。

一番多く見られるのはナミアゲハ

一番見かけるアゲハチョウ科の蝶です。

ナミアゲハと似た模様のキアゲハ。翅の付け根の模様が異なります。

次に多く見かけるのはクロアゲハ
黒い翅の尾先に赤い斑点があります。

アオスジアゲハはアゲハチョウの中でも比較的に小型の蝶です。

撮影出来ていない蝶ですが、印西里山でアゲハチョウ科のカラスアゲハナガサキアゲハモンキアゲハ を見つけました。
他からお借りした画像です。カラスアゲハはキラカードの様に光っています。


大型アゲハチョウ科と同じサイズのよく見かける蝶にアカボシゴマダラがいます。ゆっくり飛び撮影しやすい蝶です。
特定外来種の蝶で日本で発見されたのは28年前ですが、今は関東地方で一番多く見かける大型蝶になりました。マニアが放蝶して増えた、と言われています。タテハチョウ科で、食生活が同じ他の蝶を脅かしています。
赤星のないアカボシゴマダラもいます。
特定外来種でも美しい姿は愛着を覚え、憎む事が出来ません。


蝶ではなく蛾になりますが、開いた翅が20cmを超す超大型の蛾も見られました。
ヤママユガ科のクスサンと思います。ヤママユガは怪獣モスラの原型です。

とても美しい薄水色の翅を持つ、オオミズアオも見かけました。

蛾は飛んでいる事が少なく、じっくり探さないと見つけ難いんです。でも印西里山には面白い翅を持つ蛾もいます。
誰かに見られている気がして、振り返ると奴がいました。シロヒシャクの仲間と思います。奴は5cmの中型蛾でした。

印西里山を彩る美しい草花や妖精がいる限り、里山歩きは止められません。
印西里山大好きなガネーシャJr.でした。